むじな菊むじな菊

2020年8月22日

むじな菊

今朝歩きながら、あれ、なんだか風がさらさらしているな、と感じました。

毎朝15分ほど裏通りをテクテク通勤しています。朝から30度を超える炎天を歩き、熱帯夜の空気を閉じ込めた店内に入ると、途端に汗がどっと吹き出します。なのに今朝は、汗まみれになる前にエアコンが効いてきました。どうやら裏通りの片隅にも、秋が来たのかな、少しホッといたしました。

皆さまのお住まいのところでは、いかがでしょうか?

※週明けの8/25(火)は、秋の仕入れに出向くため、午後2時開店とさせて頂きます。

さて本日は、秋の代表選手「菊」模様の中から、「むじな菊」文様の江戸小紋柄をご紹介しようと思います。

「むじな菊」は、思わず撫ぜ撫ぜしたくなるような、ふかふかの動物の毛を模した文様で、江戸小紋の中でもとても人気の柄です。

考えてみれば、びっしりと咲き誇った菊の花びらを見て、むじな(アナグマ)の毛を思い浮かべるなんて、現代人には想像もつかないことかもしれませんが、野山に暮らす動物も自由に咲き誇る草花も、古くはもっと身近に、私たちと共存していた証なのかな?なんて思ったりして。

ちょっぴり秋色を感じさせてくれる「むじな菊」。

菊は秋冬というイメージがありますが、江戸小紋文様では、季節に縛られることなくお召し頂けます。それでも、秋冬には季節をまとうような心地よさを感じて頂けるのではないかな、と思います。

※江戸小紋専門サイトでのご案内は⇒こちら「むじな菊」

もし、単衣にお召しになるのなら、こんな秋草の帯も良く似合います。

さらさらっと風が通る、野辺の秋。

※夏ひとえ名古屋帯「流水に秋草」⇒こちら

袷にほっこりお召しになるなら、紬の帯も楽しいです。

秋から冬へと、野山も街も彩り移り変わる頃、風に舞う落ち葉を蹴散らして元気にお過ごし頂けますように。

※伊那紬名古屋帯「絣連山」⇒こちら

菊の花は、山の野菊から菊展に並ぶ大輪の菊まで、大変多く目にいたします。今では秋に限らずお花やさんに居場所を構える菊の花。どれを見ても菊だなってわかる花。凛とした佇まいに、思わず心を預けたくなってしまいます。

うつろはむ色を見よとて菊の花
露も心をおけるなりけり
(源公忠朝臣)

関東地方では週末は雨、週明けからは身の回りにも秋が感じられるようになりそうです。

西の方では台風の季節到来でございます。コロナに熱中症に台風、どれも立ち向かうには厳しいことではございますが、どうか無理せず穏やかな週末をお過ごし頂けますように。

週明けに、また元気にお会いできますのを楽しみにしております。

8/25(火)午後2時開店

*営業日・営業時間*

火曜日~土曜日
11:00~
(当面)18:00閉店
(ご予約不要です)
時間外のご来店は事前予約承ります
お気軽に!

(日・月曜日:定休日)

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