2020年7月15日
このところ、随分と青空に会えていませんね。皆さまのお住まいのところでは、いかがでしょうか?
青い色が恋しくて、ふと昔々を思い出してしまいました(^^;)
子どもの頃の夏休みの宿題に「空はどうして青いのか」というのがありました。小学校高学年だったかな。。
両親に聞いても全くわからず、たしか気象庁みたいなところに電話をしました。すると、おじさんが長々と説明してくれましたが、さっぱり興味がわきませんでした。
悩んだあげく、その宿題には、科学ではなくファンタジーを書いて提出しました。どんな物語だったのか・・・たぶん・・・ペンキ職人の子供が残念なことに死んでしまったのですが、雲の上で青空を描いている。お父さんは毎日青空を見あげて、彼が元気にしていること、腕をあげていることを楽しみに眺めている・・・みたいな(^^;)
残念ながら、このところの彼は・・・たぶん青色のペンキが無くなって、太陽の光の中から青色だけを取り出して、雲の上でせっせと色を作っている最中に違いないです。
今年の夏の青色はどんな色になるのでしょう、期待を込めて、本日はお空に浮かぶ雲を刺繍した帯を、夏ひとえのシャリシャリ小紋にあわせてみました。
明石上布「涼の彩り」
刺繍名古屋帯「吉祥雲」
ふわふわの雲のような柔らかな絹素材の名古屋帯です。ガーゼ素材のような触感ですが、しっかりとしていて、帯地としてのハリ感も心地よいです。
スケスケではありませんので、5月~10月頃までお召し頂けます。
色んな青を制作中!雲まで染める青い色。楽しくて縁起の良い吉祥運、丁寧な刺繍作品です。
シャリ感が大変気持ちの良い明石上布に染めた小紋です。絹素材です。
蒸し暑い季節には、シャリシャリッとした肌ざわりが嬉しいものです。ふわりと風を通す素材感は、この季節ならではの醍醐味です。
大胆なデザインですが、寒色系の大人の色を集めて、涼やかさと若々しさが美しく映える小紋です。
青色づくりに一役買いたくて、水色の帯締め、ターコイズ色の帯揚げをコーディネートしました。
ご年代を問わず楽しめる色合わせです。お空が今年の青色に染まったら、8月9月と青空の下へ、颯爽とお出かけ頂けるようになったら良いな、と思います。
そうそう、ペンキ職人のお父さんは、曇りや雨の空を描けるようになった少年を、それはそれは誇らしく思っているのでした。
青空が嬉しいのは、曇りや雨の日があるからで、少年はきっともう大人になって、お空の機微も描けるようになったのです。
それでも、そろそろ待ち遠しい。青空求む(^^;)v
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