2020年7月8日
各地で大雨が猛威を振るっていますが、皆さまのお住まいのところではいかがでしょうか?毎年、梅雨の後半になると、激しい雨風にみまわれて、河川の氾濫が多発するようで・・・年々、気候が厳しくなるみたいで、心配です。どうかお気をつけ下さいますように。
例年に比べて、この夏はセールの賑わいも静かで、ちょっぴり寂しく感じておりますが、それでも色々とお問合せを頂いております。ありがとうございます。
今年は、夏物以外もすべてセール対象にしていますので、どうぞ、お暇つぶしにも、ゆっくりとサイト内を眺めて頂けましたら嬉しいです。お問合せはお気軽に。
さて、本日は、小紋感覚でお召し頂ける、夏~単衣の付下げ小紋と、珍しい創作帯のコーディネートです。
付下げ小紋「涼風ぼかし」×夏ひとえ創作袋帯
5月下旬~9月末までお召し頂けるコーディネートです。
この帯、少し前からずっとお店番をしております。なかなか写真映えしないせいかもしれません(-_-;) なので今回は窓際で撮影してみましたら、波絽の地紋がきれいに映りました(*^^*)
波絽の地紋入りの帯地に、胡粉や雲母で創作染めを施した、洒落袋帯です。光の加減で、銀色や金色のさりげない煌きを感じます。波間に氷を散りばめたような清涼感が魅力的な帯です。
素材と染めの組み合わせ、作り手さんのセンスで仕上がった、一点ものの創作帯!
大変に軽くて、程よいハリ感のある帯です。ふにゃりとした素材ではありませんので、お太鼓もきれいに決まります。
夏向きの帯ですが、5月~10月まで、紬などの織の着物~やわらかい小紋や軽めの付下げまで、色々なコーディネートを楽しんで頂けます。
真っ白でなくてミルク色ってところも、優しい癒され感に包まれます。
とかく白い帯はあると大変に重宝なのですが、単なる白い帯ではないセンスの良さが際立ちます。
コーディネートしたお着物は、小紋感覚でお楽しみ頂ける、6月~9月の付下げ小紋です。
「付下げ」と「付下げ小紋」はどう違う?縫い目を通して柄が展開されているものを「付下げ」とすると、このお着物は、前から後身頃の縫い目や衿の縫い目をあわせる柄付けではありません。「裾ぼかしの小紋」と呼ぶのがふさわしいかな、と思います。
藍色を薄くくすませた「縹色」×お顔周りは「薄曇り色」。小さな白い点々が可愛らしく散りばめられています。薄曇りの中にヒンヤリとした雪が舞う様な幻想的な景色に見えます。
秋口までお召し頂けますので、楽しいご計画をご予定される皆さまには、新しいお着物が気持ちを明るくしてくれることと思います。
上前の数か所には、刺繍が施されています。
トロミのあるしなやかな絹地が涼やかな印象を与えてくれます。
夏仕様のコーディネートをしてみました。薄グリーンや水色の小物が季節感を盛り上げてくれます。
9月になったら、小物を変えよう!くすみのある黄色や茶系、濃紺色などの小物あわせも楽しいです。(*^^)v
東京都の感染者数も少し落ち着いてくるのでしょうか。そうなればきっと、お出かけしやすくなりますね。
どうぞ、ご用心しながら、一日一日を楽しんでお過ごし下さいますように。雨が止んだら、お会いできますのも楽しみにしております。
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