2020年6月16日
本日は、気持ちの上がる、愛らしい麻のお着物をご紹介いたします!
実はこの3品は、今回のために、頑張ってお招きしたお品、「近江上布(ちぢみ)」です。
やっぱり可愛いです。ちぢみタイプの織物ですが、近江上布のスベスベっとした麻のヒンヤリ感がたまりません。人気の麻の葉デザインです。上品な色合いに仕上がっているのは、地色にもお色が入っているからです。見て触って頂きたい!何しろ、とっても心地よくて癒されますから(*^^*)
滋賀県の湖東地域は、古く室町時代より麻織物の産地として知られています。江戸時代には将軍家への献上品を担っていたことから、近江上布と呼ばれてまいりました。
お着物としてはもちろん、真夏の浴衣がわりにも、楽しんで頂けます。
麻織物の麻の葉!なんて、ちょっとクスッとしてしまいそう、シャレの利いたお洒落着物です(*^^*)
横糸を染めて絣をつくったヨコ絣です。地色は真っ白ではなく、少しグレー味があることで、お洒落感を引き立てたセンスの良い夏着物。
新緑色は、見た目も大変に涼やかで、マイナスイオンの森を感じる癒され感、お召し頂くとちょっぴり粋な夏の風情をお楽しみ頂けます。
可愛らしい乙女ピンクの麻の葉柄です。こちらも地色は真っ白ではなくて、ほのかにグレー味があります。そのひと手間のおかげで、お着物らしい落ち着きを感じさせてくれます。清涼感のあるピンク、夏の日差しに爽やかに映える大人ピンクです。
サーモン色の麻の葉。地色はほのかなクリーム色です。可愛らしさの中に、ほっこりとした癒しを感じさせてくれます。ほのぼのとした夏の日に、優しい着姿が映えるお着物です。
麻の葉の近江上布には、お花柄の帯をあわせてみたい!と思いました。
なので、本日のコーディネートは、夏の友禅帯「流水に夏秋草花」です。3色それぞれのお着物に、優しく咲く野の花たち。
今年の夏休みは、無理せずにのんびりと、清涼感たっぷりの自然布「麻」に包まれて、どうぞ優しい気持ちでお過ごし頂きたいな!と思います。
ちぢみの麻は、ご自宅洗いの後にアイロンがけが不要です。アイロンをかけるとシュワシュワとした織が伸びてしまうので、お洗濯後は、手でパンパンして、よぉ~く伸ばして干してあげてください。また、ご着用時のシワも、平織りの麻に比べると随分と気になりません。ジャカジャカ着まわせる夏の心強い味方です。
6/16(火)~6/27(土)
真夏の綿麻きもの&伊勢型紙の浴衣展
※ご来店が難しい方にも、ネット販売(クレジットカード決済OK)をご案内いたします。商品のお手元事前確認(お内金お預かりしてお届けするサービスです)も致しております。ブログやサイト内にて気になるお品がございましたら、お値段その他、どうぞ何なりと、お気軽にお問合せ下さい。
今年の夏は特別だから、どんなご予定をご計画中でしょうか?何もできない、どこにも行けない、なんて、全てを諦めてしまっては気持ちも落ちて行きそうだから、ぜひ小さな楽しみを見つけてあげてくださいね。少しずつ世の中も平常心を取り戻しつつあります。用心しながらも、どうか上手に夏を楽しんで下さいますように。
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