2020年5月1日
GW真っ只中でございます。お家LIFEはお楽しみ頂けていますでしょうか。
それにしても、このところ着物に触っていないなぁ~なんてお声も聞かれます。でも、この期間には虫干ししたり、新しいコーディネートを考えたりして過ごしています。そんなメールも頂きました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
【自粛中のお手入れについて】
一気に気温が上がり、自粛生活が続くとお手入れのことが心配になってきませんか?お店に行かれないし・・・
大丈夫です。休業中でもお送り頂けましたらメンテナンスをさせて頂けます!
お送り頂く際は、まず①あらかじめメールにてご相談下さい(着日のご指定をお願いしております)②シミやほつれなどの箇所がわかるように印やコメントなどをつけて下さい。③お代金はお見積もり後お知らせいたします。お見積もり時点ではキャンセル可能。お見積もり内容がOKでしたら進めます!
てな具合に、自粛なさっている間にもメンテナンスをさせて頂けます(*^^)v
首都圏ではもうしばらく辛抱の日が続きそうですが、楽しみを見つけてどうか上手にお過ごしくださいますように。(連休明けからは予約営業をお受けできるようにしたいと思います。また改めてサイトにてご案内いたします)
さて連休なか日の今日は、ちょっと珍しい小紋柄のご案内をしてみようかな。単衣にも袷にも、インパクトのあるユニークな柄です。
実は、これまで何人もの方に何度か候補に挙げて頂いているのですが、未だ一度もお誂えを承ったことがありません。でもでも、遊び心のある楽しい文様です。
染め小紋柄「鏡裏」文様
この柄は江戸小紋なのかな?ご質問をお受けすることが多いのですが、江戸小紋は微細な柄で埋め尽くされた文様のこと、なので江戸小紋と呼ぶよりは柄が大きめです。そのため「染め小紋」と呼ぶのがふさわしいかなと思います。
しかし江戸小紋の工房では「伊勢型紙を染める」伝統技術に長けていることから、型紙があるならば染められる、こんな型染めの小紋だって美しく染め上げることができるのです。
この文様は何でしょう?実はこれ「鏡の裏に施された装飾」を文様化したものです。美術館や博物館で、古い鏡の裏に大変見事な装飾がなされているのをご覧になったことはありますでしょうか?鏡の裏に装飾を施す職人を「鏡師」と呼ばれた時代がございました。
伝統的な小道具の豊かな文様を小紋に染めたデザインなのです。
良く見ると文様はとても繊細。やはり型職人さんはもちろん、江戸小紋職人さんの技のさえる染め小紋です。
見本キレは納戸色でお染めしています。ひと味違う楽しい小紋、古くて新しい文様に心躍る小紋になりそうです。
※江戸小紋専門サイトではこちらでご案内しています⇒こちらクリック
なんだかコーディネートが難しいかな?と思われるかもしれませんが、一色染めの小紋ですから、カラフルな帯が色々お楽しみ頂けます。
単衣でお召しになるなら、こんな紗八寸帯も似合います。鏡裏の文様にもふさわしい華紋の帯です。
帯屋捨松紗八寸帯「波に華紋」
一色染めの小紋は江戸小紋同様に、帯次第で着用シーンに寄り添います。
カジュアルな帯をあわせると、こんな風に、カジュアルシーンが華やぎます(*^^)v
当店の江戸小紋は、一部の反物をのぞき、色と柄をご指定頂いてオーダーにておつくりしています。いつもは店内で豊富な色柄見本をご覧頂けるのですが、ご来店頂けない今は(↓↓↓)
◆お家にいながらにして届く「江戸小紋のお試し染め」というサービスをいたしております!こちらもどうぞお気軽にお問合せ下さいませ。
サイト内の商品はお家でご覧いただけます。どうぞお気軽にお申し付け下さい(↓↓↓)。
※お家にお品をお届けできる「お手元事前確認」(こちらクリックにてご案内中!)
連休明けからの営業の仕方について頭を悩ませているところですが、国や都のご指示に従い、改めて5/7にご案内申し上げます(5/5.6のブログ更新はお休みをさせて頂きます)
長引く自粛生活に、ご不安やお疲れの溜まることと思いますが、どうか元気に気持ちを上げてお過ごし頂けますように。
連休明け、ぜひ元気にまたお訪ね下さいませ。楽しみにお待ちしております。メールはいつでもお送りください。できるだけ早くお返事申し上げております(*^^)v
【当面の営業について】
*店舗営業*
5/6まで臨時休業いたしております
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(5/2~5/6電話受付も休業します)
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通常通り「毎日」営業しております
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