花水木の咲く頃花水木の咲く頃

2020年4月19日

花水木の咲く頃


週末日曜日でございます。引き続きお家で過ごされる毎日が続いていることと思います。

うつうつとした日々の中ではありますが、たまの気分転換は上手に出来ておられますでしょうか?

桜が散り新緑の季節を迎える都心では、花水木が満開を迎える頃となりました。

お店の周りは殆ど人が歩かなくなりました。いつもは行列の絶えないコンビニも閑散として、表通りはもちろん裏通りでも90%以上のお店が臨時休業、静かな表参道です。

おかげで裏通りでは、例年に増してのびのびと薄紅色の花が一斉に青空を仰いでいます。

花水木が日本にやってきたのは100年ほど前のこと。当時の東京市長さんがワシントンへと送った桜(ソメイヨシノ)の返礼品として海を越えてやって来ました。その後全国各地に広まりこの季節の街路を華やかに彩ってくれています。

最初に到着した花水木は白色だったそうです。

「返礼の木」花水木、皆さまのお家の周りではいかがでしょうか?

桜の花は下を向いて花を咲かせてくれます。その優しい心遣いが嬉しくてお花見の楽しい花ですが、花水木は空に向かって咲きます。

上から見ないとお花の様子がわかりませんが、晴れ晴れとした大空を仰ぐ花たちが何だか誇らしくも思えてきます。

やがて薄紅色も海を渡り、華やかに街路を染める季節の花となりました。

花水木の花言葉は、返礼の木にあやかって「想いを受け取って下さい」ですが、もう一つの花言葉、それは「逆境に耐える」です。

世界中が試練の中にあり、全ての人がそれぞれの困難を抱える毎日でございますが、どうか花水木の花の想いを受け取って、頑張って耐えてまいりましょう!と思います。

街から人がいなくなり、このところやたらと野鳥たちが姿を見せてくれるようになりました。

青山の街を闊歩するムクドリ。

私たちは、草木や鳥や自然と共に生きているのだな、そんなことを感じさせてくれる日々でもございます。

この季節になると口ずさみたくなる鼻歌「ハナミズキ♪」いつ聞いても心にしみる名曲です。

色んな想いを抱えながらの日々ですが、一日一日がどうか良き日でありますよう。

よろしかったら、気持ちを潤すBGM♪に(*^^)v

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