地機の結城紬地機の結城紬

2020年2月1日

地機の結城紬

今月は『織一会(おりいちえ)展』と題して、紬織物のご紹介会を開催いたします。

2/11(祝・火)~2/15(土)
織一会展(結城と草木染め紬&大島紬)

当店は江戸小紋のおあつらえをはじめとする染めのお着物やコーディネートを中心にご提案をしておりますが、お着物ライフをより豊かにするためには紬織物は欠かせません。ということで、定期的に紬の世界をご堪能いただける会を開催しております。

今回は当店初となります。誰もが憧れる紬の最高峰『本場結城紬』をご紹介する予定でございます。

結城紬、それはもうお着物を始めたならばぜひお袖を通したい着物の一つ。日本の各産地には紬織物が多種多様に制作されてまいりました。今でもその多様性は工芸織物の魅力でございますが、色々試してもやはり結城に勝るものはない、などと先輩方のお声も多く聞いてまいりました。

本場結城紬が他の紬と決定的に違う点は次の2点に尽きるといわれています。

◆真綿から手でズリ出した手紬糸(無撚糸)を使う。タテヨコともに真綿の手紬糸です。無撚の手紬糸を100%使用した結城紬はフワッとした綿のような軽さが特徴でそれはもう夢心地。

◆腰でタテ糸の張力を調整する地機を使用する。タテ糸を固定せずに織り子さんの腰に回して体全体で張力を調整して織り上げます。そのためタテ糸に無理な張力が加わらず、織り子さんの手加減や呼吸が伝わる極上の優しい地風に仕上がります

ほぼすべての工程が熟練した手作業で行われ、紬の中の最高級品と申しても過言ではない「本場結城紬」。近年では携わる職人さんや織り子さんの高齢化、廉価製品の横行により、本物の本場結城紬は大変に流通量が減少してきています。それでも愚直に丁寧に作り続けられている作品を集めてみました。

大変に高価で手が出ないと思われる本場結城紬。それでも回り道や寄り道が多くなり着物歴が長くなる頃には、結局行きつく先はここだったのかもしれない、そう思わずにはいられないのが結城の魅力でもございます。

どうぞぜひ、見るだけでも大歓迎でございます。

※ご紹介中の商品は湯通し前の糊がついた状態でにわかにその風合いがわからないかもしれませんが、お求め下さいました後の湯通しはもちろん制作元の結城で行います。

とっても頑張って集めてまいりました(*^^*)どうぞお時間がありましたらご予定下さいましたら嬉しいです。

地機の本場結城紬は来週から店内でご覧頂けます。

2/11(祝・火)~2/15(土)
織一会展(結城と草木染め紬&大島紬)

間もなく立春でございますが、何やら寒波到来の予報もあり、どうか油断大敵でお過ごし下さいますように。

<営業時間>

火・水   午前11:00~午後6:00

木・金・土 午前11:00~午後7:00

定休日:日曜日・月曜日

 

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