2020年1月30日
良いお天気が続いています。関東地方の予報はしばらくズラリと晴れマーク、お着物には嬉しいお天気ですね。お楽しみ頂けていますでしょうか?
本日は結城紬の帯を江戸小紋にコーディネートしてみました。江戸小紋はフォーマルからカジュアルまで帯次第!たまにはザックリとした八寸帯で粋な着こなしをお楽しみ頂けます。
結城紬八寸帯「崩織」×江戸小紋「かわり大小あられ」
お着物は、廣瀬雄一作江戸小紋「かわり大小あられ」です。一般的な大小あられと違い、粒粒が浮かび上がるように見える型を染めています。シャリ感のある素材で着回しの良い粋なお着物です。
あられの粒の正体は、白い点々の配置のマジックです。点々のすき間ができたところに地色の墨色が染まり、それが粒粒のように見える!という不思議なデザインなのです。ユニークなデザインを発案する型職人さんのセンスに脱帽です。
おあつらえ染めの江戸小紋とは違う素材です。ややシボのあるシャリ感が心地よく単衣にお仕立てしても気持ちよくお召し頂けると思います。
※商品ページでもご紹介しています⇒こちら(お値段はどうぞお気軽にお問合せ下さい)
帯は結城紬(高機)の八寸帯です。
「崩織(くずしおり)」はタテヨコともに色や濃さの違う糸を交互に織り込み、タテ縞ヨコ縞がかわるがわるに並んで「網代模様」のようになる織り方のことです。
こちらの帯はシンプルな崩織と異なり、立体感を感じさせてくれる巧みなデザイン、ベージュと墨色の風合い豊かな色彩感覚がとても素敵です。
高機の結城紬はしっかりとした締め心地を存分にお楽しみ頂ける、袷~単衣の季節の八寸帯です。お値段はどうぞお気軽にお問合せ下さい。
コーディネートをしてみました!
とてもイイ感じに仕上がったと思いますが、いかがでしょうか?江戸小紋だってこんな風に楽しんで頂くこともできるのです。ジンワリと満たされる豊かな一日になりそうではありませんか(*^^*)
2/11(祝・火)~2/15(土)
織一会展(結城と草木染め紬&大島紬)
来月の催事予定ではありますが、すでに多くのお品が揃ってきております。しばらくこちらのブログでも紬織物のコーディネートを多彩にご紹介してまいりたいと思います。
とはいえ、紬織物は実際の手触りや色目の風合いがとても大事です。お天気の良いうちにどうぞお出掛け下さいませ。
<営業時間>
2/4(火)仕入れ出張のため臨時休業
火・水 午前11:00~午後6:00
木・金・土 午前11:00~午後7:00
定休日:日曜日・月曜日
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