京都「成謙工房」友禅作品展!いたします。京都「成謙工房」友禅作品展!いたします。

2019年11月1日

京都「成謙工房」友禅作品展!いたします。

11月1日になりました。このところ秋晴れのおかげで、やっとお着物ライフが楽しくなってまいりました。週末はお出かけ予定の方も多いようで、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本日は、近々開催予定の「成謙工房」友禅展についてご案内しようと思います。

11/12(火)~16(土)
京都「成謙工房」友禅作品展

11/23(土・祝)まで延長開催!

 

「成謙工房」さんの正式な名称は「成謙工房謙蔵」さん、京友禅の制作工房です。京都の片隅の趣のある町家づくりの工房は、中はもちろん畳敷き。それだけでホッと気持ちがやわらぎます。「毎度おおきに」と声をかけて頂いて、履物を脱いであがり、それぞれのお部屋の襖を開けると・・・

ある部屋では絵師さんが何やら絵画本を拡げて、ひたすら絵を描いていて、棚にはこれまでの工房の歴史の中で描いてきた膨大な絵が積まれています。

また別の襖を開けると、色づくりをしている職人さんが片膝を立てて小さな布の切れ端と格闘しています。小さな布の切れ端にモクモクと色をのせて、カラフルに染まった切れ端は色とりどりの紙吹雪のように見えます。

また、違う部屋では、伸子に白生地を張った布に、ケーキのデコレーションをするよりも何倍も細い筒で糸目を置いている職人さんがいたり、またある部屋では、息を留めているのかと思うほど、慎重に友禅を挿している職人さんがいます。

職人さんは、みんな無口、でも目が合うと優しい笑顔を作ってくれて、小さくお辞儀をしてくれます。なんだか、まるで魔法の世界に迷い込んだような気分になります。

そして、廊下を抜けて少し大きなお部屋に入り込むと、そこには鮮やかな作品が飾ってあったり、反物が積み上がっていたり。やっぱりここは魔法の国だ。と思います(*^^*)

友禅の作品は、下絵、糸目糊置き、友禅挿し、数々の工程を経て完成に向かいます。古くから京友禅は、それぞれの工程に熟練した職人さんがおり、分業で作品を作り上げています。京都にはそんな工房がいくつもありましたが近年はとても少なくなりました。でも中でも、現代の着物ライフへ、装う皆さまへ、心を込めた作品づくりを続けておられる工房の一つが成謙工房さんです。

分業の作品づくりでは、すべての工程を総合的にプロデュースする「染匠」さんがとても重要な役割を担います。染匠さんは職人さんではありませんが、その染匠さんのセンスやお仕事の仕方、時代の空気によりそう感性、その他もろもろの繊細な心遣いによって、各工房のテイストが生まれると言っても過言ではありません。

先月ご案内しておりました、東京友禅作家作品は、その工程もプロデュースもたった一人の作家さんが担います。なのでそれぞれの作家さんのユニークな個性が色濃く出る、スペシャルな逸品たちでした。

一方、染匠さんと職人さの分業による作品は、それぞれの工程の職人さんの熟度は50年超ということも珍しいことではなく、皆がワンチームで取り組む、質の高い、プロフェッショナルな作品が仕上がります。

この度は、「染め帯」「小紋」「付下げ」「訪問着」選りすぐりのお品をご紹介させて頂く予定でございます。

年末年始の楽しいお出かけにもぴったりな作品たち、きっと素敵な出会いにドキドキして頂けることと思います。

来週の半ばからは、少しずつ到着する作品たちを、またせっせとご紹介してまいろうと思います。

こちらのブログも、そして期間中のお店も、どうぞぜひご予定下さいましたら嬉しいです。

※友禅についてのコラムはこちらのページで掲載しております。お時間がありましたらどうぞ⇒こちら

 

<営業時間>

火・水   午前11:00~午後6:00

木・金・土 午前11:00~午後7:00

定休日:日曜日・月曜日

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