2017年11月23日
朝には、こりゃ止みそうにもないと思うほど、しっかりとした雨降りでしたのに、午後からは晴れ間も見えてホッとする祝日になりました。ゆっくりとお過ごしになられましたでしょうか?
休日の今日も、お散歩ついでやお出かけ帰りに色々とお立ち寄り下さりありがとうございます。
さて本日は、この秋入荷の紬のお着物をコーディネートしてみます。
置賜紬×辻が花
山形県の置賜地方、米沢で織られた「置賜紬」のお着物です。紬糸と光沢のある玉糸を草木染めして、モダンなデザインで織り上げられたハリのある、丈夫で心地の良い紬のお着物。個人的にもこの色彩と素材感に魅せられて仕入れました。
合わせた帯は、「辻が花」、絞り染めの名古屋帯、森健持作。絞り染めの柔らかな雰囲気に繊細な墨描きで仕上げられた作品に、そこはかとないロマンを感じます。
いつもコーディネートの撮影をする際には、帯揚げと帯締めにとても悩みます(^^;
今日はまず、こちらのセットアップで決まりだなと思ったコーディネートはこちら。
納戸色の帯揚げ
グレージュ×クリーム色の帯締め
クールで清々しいコーディネートが素敵です。
ふむふむ。今日の撮影は終了~!と思ったところ、あれ?どこからか声が聞こえてきて、そんなことはないだろう~まだ他にもガラリと雰囲気の変わる素敵なコーデがあるんじゃないの?ということで、またあれこれしているうちに、できた!これはどう?
錆納戸色の絞りの帯揚げ
橙色のゆるぎ帯締め
橙色の帯締めに気づいた時には、でも・・・ちょっとどうかな・・と思いましたが、コーディネートしてみると、意外や意外、ほっこりとした可愛いコーディネートができました。
お着物コーディネートはとても不思議で、お着物と帯だけではわからない無数のコーディネートがあるのです。まだまだ、帯締めを紫にして帯揚げをシルバーにするとか、帯締めを深緑にして帯揚げをベージュにするとか・・・だからもう撮影する時には、とても悩みます。
皆さまなら、どんなお色の小物あわせをなさいますでしょうか?
無数のコーディネート案から一つだけに絞り込む方法、それはやっぱりお召しになるお客様に似合うかどうか!なわけで、実は鏡に映して頂くと一目瞭然だったりします!
お着物を着る機会の増える年末年始には、ご自分に似合うベストコーデをどうぞぜひ探しにいらしてくださいね。
やっぱり店主好みの方をアップしていますが(^^;ご自分だけのコーディネートのご相談、どうぞお気軽にお待ちしております。
今週後半はお天気もよさそうです。どうぞもうひと踏ん張り頑張りましょう(*^-^*)
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