麻の葉模様の小千谷ちぢみ麻の葉模様の小千谷ちぢみ

2019年6月12日

麻の葉模様の小千谷ちぢみ

今年の夏は初めてご案内をしております、マンガン染めという不思議な染めの「小千谷ちぢみ」です。

本日は、濃紺色の麻の葉模様の小千谷ちぢみをご紹介しようかなと思います。

「麻の葉」は麻の葉の模様を正六角形に幾何学的に表した文様で、成長の早い麻にちなんで何事もスクスクと順調に進み、邪魔の入らぬように魔除けの意味もある、縁起の良い文様です。夏の麻着物に麻の葉なんてのも、なかなかオツでございます。

マンガン染めは先日の記事でもご案内しましたが、マンガン液の化学反応で染めた後染めの小千谷ちぢみです。

しかし、やはりどう見ても、裏も表も絣柄、糸の一本一本まで見える絣柄、それでも織絣ではなくて染めの絣なのです。

またしても拡大してみるのですが、裏表同じ、こんな風な絣が染められてしまうことに驚いてしまいます。もし絣織でつくると、何倍ものお値段になってしまいそうな細やかな絣です。

夏の麻織りものの絣柄は風情があってとても心地の良いものですが、織りとなると手が出ないという方にも、マンガン染めならば気軽にお楽しみ頂けるかと思います。

何しろ正真正銘の「小千谷ちぢみ」でございます。ちぢみの風合いも、サラリとした麻の着心地も、存分にお楽しみ頂けて、さらにご自宅洗いも可能です。

夏きものとしてはもちろん、浴衣がわりにも重宝するお召しものです。

※商品ページ⇒こちら

今月の催事では

6/18(火)~22(土)

綿・麻・自然布&伊勢型紙ゆかた展

を予定しています。

(浴衣は6/14金からご覧になれます)

ということで、本日はこんな帯をコーディネートしてみました。草木染めの丹波帯(八寸帯)です。

こちらの帯は綿の帯です。ほんの一部絹糸が使用されていますが、ほとんど綿。ナチュラルな風合いが見た目も触り心地もほんのりと心地よく癒してくれます。

心に馴染む色合いは草木染めならではです。

昔ながらの手紡ぎの糸を草木で染めて織り上げる伝統的工芸品です。

真夏ばかりでなく、単衣や袷のかかりの時期までお召し頂けます。カジュアルな装いに、ほっこりとした味わい深い帯がお着物の楽しみをますます広げてくれます。

麻の葉ってお星さまが連なっているみたいで可愛いです。江戸小紋でも「麻の葉」文様をご用意いたしておりますが、江戸小紋で麻の葉をご注文頂いたことがありません(^^;)

麻の葉ってやっぱりこんな麻などの気軽なお召し物に大胆にデザインされると素敵に可愛らしく華やぎますね。

今年の夏は猛暑よりも冷夏?なんて噂もありますが、とはいえ蒸し暑い日本の夏でございます。今からお仕立てご注文賜りますと、梅雨明け頃のお届けが可能です。

今年の夏のご計画、どうぞ一緒に考えてみませんか?ぜひお待ちしております。

6/18(火)~22(土)

綿・麻・自然布&伊勢型紙ゆかた展

を予定しています。

(浴衣は6/14金からご覧になれます)

 

<営業時間>

火・水・木 午前11:00~午後6:00

金・土   午前11:00~午後7:00

(定休日:日曜日・月曜日)

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