2023年6月1日
6月になりました。お店にはエアコンをかけておりますが、まだ朝晩は過ごしやすくて、このぐらいの気温が続いてくれると良いのにな~と思ったりいたします。お住まいのところではいかがでしょうか?
本日は、単衣の紬に葛布の帯!自然布の風合いが気持ちの良いコーディネートをしてみました。
葛布(くずふ)といえば、山野の香り漂う野趣感が魅力ですが、モダンで爽やかな紬織物にあわせると、ちょこっと都会的でおしゃれなコーディネートになりました。琉球絣は単衣にとてもおすすめの紬織物であり、春夏冬と3シーズン着まわせる葛布が、とっても良く似合います(*^^*)
《琉球絣×葛布八寸帯》
葛布八寸帯
葛布は山野に自生する「葛(くず)」の繊維をとって糸にして織り上げた自然布です。タテ糸ヨコ糸ともに葛の八寸帯です。
葛は、科布や藤布に比べると、しなやかな肌ざわりが特徴です。といっても、ふにゃふにゃした感じではなく、頼りがいのあるハリ感があり、シャキッと締めやすい触感が嬉しい仕上がりです。
また、葛の繊維は、透明感のある光沢が特徴です。ナチュラルな自然布でありながら、どこか上品な風合いも魅力の一つです
自然色の葛糸と、藍や深緑に染めた葛糸を織り上げた八寸帯。光の加減で、墨色に近く見えたり、モスグリーン色に見えたりする、糸の風合いと色との不思議なマジックです。
八寸帯ですので、芯を入れずに仕立てます。ハリのある締め心地の良さと、しなやかな軽さ、夏の麻はもちろんですが、紬織物や、シンプルな小紋にもよく似合いそうです。
3シーズン(春夏秋)、長い間お召し頂けます。
※葛布の帯:店内にて展示販売中(お値段はお問合せ下さい)
どうやら明日の東京地方は☔になるようです。
激しく降るかもしれないそうで、お出かけの際は、雨のご準備万端にお願いいたします。
6/8(木)~6/17(土)夏の装い展!!
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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