うるわしき織物「南風原花織」うるわしき織物「南風原花織」

2023年2月11日

うるわしき織物「南風原花織」

2/14(火)~23(祝・木)
大島&琉球織物コーディネート展
を開催いたします。

本場大島紬(白大島・泥大島・色大島)
琉球織物(琉球絣・花織着尺・久米島紬など)

花織の帯、琉球紅型の帯

 

本日は、光沢のある美しい着尺、沖縄県南風原(はえばる)町で作られる、南風原花織のお着物をご紹介します。(コーディネートは記事下に)

両面浮き花織の着尺です。両面使い可能で、カジュアルからプチフォーマルまでお召し頂けます。

立体感のある図柄がお花のように華やかで、浮き織が豊かな表情をみせてくれる、大変に魅力的なお着物です。

一般的な平織の織物では、タテ糸を通す綜絖(そうこう)と呼ばれる器具を2つ使うのが普通ですが、南風原花織では8つもの綜絖を順番に操作して図柄を浮かび上がらせます。その技術は沖縄織物の中でも最も難しいものと言われています。それらは産地にしかない呼び名、喜屋式(キャン)花織・ヤシラミ花織と呼ばれています。

単衣でも袷でもお仕立てできます。

オリエンタルブルーな花織

ローズピンクな花織

ロイヤルパープルな花織

ベビーピンクな花織

ムーングレイな花織

両面浮き織の花織は、模様の一部分が透けるような織り方になっていて、大変に美しくておしゃれな織物です。歴史のある伝統工芸品でありながら、とてもモダンで、これでしか味わえない風合いの豊かさも魅力です。

 

**本日のコーディネート**

《ロイヤルパープルな花織×紅型名古屋帯》

津田かすみ作 琉球紅型名古屋帯
「サクラランとモンステラ」

《ベビーピンクな花織×首里織名古屋帯》

祝嶺恭子作「首里織」名古屋帯

いかがでしょうか?

こうした織の妙は、ぜひ実物を見て触って頂きたいと思います。

2/14(火)より、店内華やかに展示してお待ちしております。お時間がありましたら、どうぞお気楽にお立ち寄りくださいませ。

(お値段はご遠慮なくお尋ねください)

※日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします。お休み明けに、元気にお目にかかれますのを楽しみにしております。

 

*営業時間*

午前11時~午後6時

時間外ご予約承ります

(定休日:日曜日・月曜日)

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