2023年4月7日
本日ご紹介いたしますのは「紙布」の帯です。
これまでも何度かご案内をしてまいりましたが、意外と早めにお嫁入するお品で、今回はとてもナチュラルな生成りの八寸帯が入荷しましたので、早速撮影してみました(*^^*)
紙布の帯は、オールシーズンお使い頂ける帯です。とはいえ、真冬には少し頼りない感じがいたしますが、春・夏・秋と3シーズンはバッチリお召し頂けます。しかも、手すき和紙の天然の風合いを生かした「生成りの無地」というコーディネートのしやすさ、カジュアルシーンに風合い豊かな帯であることが人気のわけかな、と思います。
手すきの和紙を細かく裁断して撚りあげて紙糸をつくります。独特のつなぎ節が紬糸を思わせる心地よい風合いが魅力です。タテ糸ヨコ糸ともに紙糸を使用しています。紙を漉くところから、熟練の人の手が携わり、強じんな糸を作り織り上げる職人技が、長い長い歴史の中で今へと引き継がれてきました。
八寸で軽くてしなやかで、カジュアルシーンに心地よくお召し頂けます。
※商品ページ➨https://someichie.com/item/25914.html
本場結城紬×紙布八寸帯
地機の結城紬です。なるほどの軽さと肌触りにほっこりと心が和む心地よさ、地機ならではです!高機の結城紬とは糸の太さが違います。何しろ細い手紡ぎ真綿を、職人さんが腰で操る地機ならではの、ふわりとした軽さが魅力です。
ミルクティーやココアのようなほんのりとした亜麻色と、さわやかな藍色の色合いの混ざり具合にも、ほにょりと癒されて、格子柄のモダンな楽しさは、何度も袖を通したくなります。カジュアルシーンが明るく楽しくなる着物。着れば着るほど馴染む、本場結城紬です。(単衣や胴抜き仕立てがおすすめです。軽くても暖かな本場結城紬は真冬でも単衣でほっこりいたします)
※商品ページ➨(お値段はお問合せ下さい)https://someichie.com/item/26000.html
今日はお天気が下さり坂、蒸し蒸しっとしたかと思うと、肌寒かったりして、今晩には春の嵐が通り過ぎそうです。
嵐の後は、また一段と輝く春が芽吹くのかな、と思います。明日の土曜日は通常通り元気にお店番をいたします。春風が心地よく感じたら、どうぞお出かけ下さいませ。
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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