しな布の帯 2タイプ!夏塩沢にあわせてみましたしな布の帯 2タイプ!夏塩沢にあわせてみました

2021年6月9日

しな布の帯 2タイプ!夏塩沢にあわせてみました

『自然布織物の会』

6/9(水)~6/19(土)

開催中!

※期間中の対象商品は「お仕立て無料」または、(お仕立て不要の方には)「10%引き」にてお求め頂けます。お値段その他、どうぞお気軽にお問合せください。

 

本日は、シナノキの樹皮を糸に紡いで織り上げた、秘境の天然繊維「しな布」の帯を、夏塩沢にコーディネートしてみました。

しな布は、「科布」「榀布」とも書きますが、シナノキの樹皮を剥ぎ、糸にして織られた自然布の一つです。様々な自然布の中でも、自然な色合いやザックリとしたハリのある風合い、素朴感が一番ダイレクトに伝わる夏の帯です。

しな布は縄文時代から作られていたとされますが、現在でも加工の機械化は不可能なため、全て人の手によって制作されています。純朴で丈夫、頼りがいのある天然繊維です。

しな布「捩り織」

お太鼓と前帯の部分に、糸を捩じってすき間をつくり、透け感を出したデザインが施されています。

しな布は縄文、弥生の太古から原料のシナノキが採れるところでは日本各地で作られていました。その丈夫な繊維は着るものだけではなく、袋物など日用品に広く使われていましたが、綿や麻の伝来とともに瞬く間に生産が途絶え、現在では山形県と新潟県にまたがる山間部の集落でのみ、細々とコツコツと作られています。

シナノキを伐採して樹皮を剥ぐ、林業ともいえる仕事を男手が似合い、樹皮を剥ぎ、乾燥させ、灰汁煮きをし、発酵、手で績み、女性たちが機織りをする。集落としての存続さえも危ぶまれる秘境で、担い手の高齢化は加速し、現在では、ほんの少しの作品しか叶いませんが、それでも、こうして私たちの目の前へとやってきてくれたことに、心から愛おしくなります。

アイボリー(象牙色)のような美しい夏塩沢にコーディネートいたしました。

しな布ならではの茶褐色の素朴な色合いは自然由来です。夏の麻や夏塩沢・夏大島などにもとても良く似合います。

夏塩沢「角絣」

ただ今、店内でご案内中の「夏塩沢」です。真っ白ではなく、ほのかな象牙色。シャリシャリとした肌ざわりと、涼感あふれる透け感が魅力の真夏の織物です。

絣の色は藍色です。やわらかく涼風をふくむ夏ならではの装いは、見る目にも大変に爽やかに美しく映ります。

しな布、こちらのデザインもご用意がございます。

茶褐色の色合いが異なるのは、木の都合です。Wの絣は藍色のタテ絣です。

しな布八寸帯「W絣」

この夏塩沢にとても良く似合うような気がしていますが、いかがでしょうか?

太古の時代から受け継がれてきた、天然色と天然繊維の丈夫で素朴な風合い、日本の夏を知り尽くした夏織物が涼やかに風を運ぶ、なんて、なんとも不思議なぐらい心癒されます。

原始の織物「しな布」、肌ざわりや風合い、お色具合、どうぞぜひ、触れて見て頂きたい作品です。

こんな感じで、明日も自然布の帯を、心豊かにご紹介してまいります。

このところ、とても良いお天気が続いておりますので、ご都合がよろしければ、どうぞ遊びにいらして下さいませ。

もちろん、お電話やメールでのお問合せもご遠慮なくお申しつけ下さいませ。

 

***

*営業時間*

午前11時~午後6時

(定休日:日曜日・月曜日)

 

 

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