最強寒波の雪山へ、レリゴー❣最強寒波の雪山へ、レリゴー❣

2019年2月19日

最強寒波の雪山へ、レリゴー❣

そろそろ街は春めいて来たところというのに、本日は極寒の世界を繰り広げてしまいますこと申し訳ございません。またしても、店主の趣味「山レポート」でございます。

着物屋さんブログにもかかわらず、女将であるにもかかわらず、・・・たまにこんな場所に逃避行をしておりますm(__)m

先日の連休は都心でも雪の舞う最強寒波到来中でしたが、山のお天気はなぜだか☀️晴れ予報。ならば!と行ってしまいました。

雪の舞う中、時々吹雪にもさらされて、ちょっぴり過酷な体験ではありましたが、お店はお休みを頂戴しておりますので、お時間がありましたら、お暇つぶしにお付き合い下さいませ。

ホントに過酷でした💦でもだからこその美しい雪景色。

エルサ、会いに行くよ~💕

もしかすると、『アナ雪』のエルサに会えるかも、そんなファンタジーが終始頭の中を支配する道中でした(^^;

この幻想的な景色は、長野県と群馬県の県境にある「四阿山(あずまやさん)」(標高2354m)です。

四阿山は日本百名山の一つであり、雄大な牧草地もあり春夏にはとっても心地の良い山歩きの楽しめる山、何も雪の中を行かなくても!ですが、だからこそスノーハイクが楽しいと小耳に挟み、そうだ!雪山行くぞ!と相成りました。

新幹線「上田」駅からバスで1時間弱の登山口「あずまや温泉」に宿泊をして、翌日の日帰り登山です。たまには温泉でまったり&雪山(*^^*)

歩いたコースは、あずまや温泉から山頂をピストン、標高差1000mのチャレンジです。

今回の雪山は、何と言っても「スノーシュー」(昔の「かんじき」というやつで、フワフワの雪の上に足を乗せるとズボッと沈んでしまいますがスノーシューがあれば雪の上に浮かんでサクサク歩ける)、そのスノーシュー歩きがハイライトです!

がしかし、信じられないことが(>_<)

新幹線上田駅でリュックを背負い颯爽と降りたところ、ヘッポコ相棒が「しまった!」と大声を上げる中、なんとなんと、私たちのスノーシューを載せたまま新幹線がスゥーと発車してしまいました(-_-;)つまりその、スノーシューを置き去りにしてしまったのです。

新幹線の中への忘れ物、どうなるの?

実はこれ、終点の長野駅に取りに行くか、または着払いで自宅に送りつけてもらうか、そのどちらかなのだそうです。。

もう頭真っ白となり、長野駅に取りに行くという選択肢を選べず自宅送りをお願いして、肩を落としつつ温泉ホテルまで「なんで気づかなかったんだ」とお互いを責める気持ちを抑えながら、トボトボ辿り着きました。しかし、宿の玄関で見つけたのです!

スノーシューが並んでいる。むむむっ、まだチェックインもしていないのに「これ、レンタルできませんか?」すると快くOKして下さり、「やっぱ拾う神ありだよね~」といきなり元気なノー天気相棒。そして久々の温泉を堪能し翌朝の晴れを疑うことなく眠りにつきました。

そして、朝~❣

自前のスノーシューと違い、装着の仕方まで宿の人に教わることになり難儀しましたが、なんとか雪上歩き、快適にスタートです。

ふかふか(*^^*)

雪曇りの空もきっと晴れてくるよね(^_-)-☆レッツゴー♪

相棒シューも出足快調(^^;

考えてみれば、標高差1000mじゃん。それって雪山じゃなくても大変なのに(-_-;)大丈夫かな~と不安がよぎりますが、クックッと踏みしめる雪が気持ち良くて先のことも考えず、快適な雪上ハイクを堪能ちゅっ。

牧場・牧草地に出ました。ひゃっほー♪

地味に息切れするのぼり坂。

スキー場ではありませんが、スキー場みたいです。春夏には牛さんもいるそうで、きっと素敵な牧草地なのかと想像が広がります。

ゼェゼェ、ハァハァ(^^;

向こうの方に青空、期待!

それが・・・この牧草地を抜けて樹林帯に入ったとたん、ノー天気な私たちに山の試練が襲い掛かってきてしまいました。ここからは、手足も凍る厳しい現実との闘いとなり、相棒カメラも息絶え絶え(-_-;)

スノーシューを脱いでガッツリのアイゼンへと付け替えました。この場合「スノーシューは自分で背負うのだ!」ということに初めて気づき(´;ω;`) ともかく快適雪上ハイクではなくなりましてマジな雪山登山となってしまい頂上到達をやや諦め始めた頃・・・八合目(-_-;)

八合目だ!もうすぐだ!とヘッポコ相棒が申すのですが、よぉ~く考えてみよう。だって、そもそも0mから登ったわけではないのです。2354mの8合目は1880mぐらい、それは登り始めの標高から計算して、まだ半分なのだ!わかってるのでしょうか・・・でも仕方なくもう少し頑張ることに(-_-;)

景色が何も見えないために、雪景色の木々だけが話し相手。。

道がわかんなくなりそうだよぉ~何しろ、先に行った人のトレース(足跡)が頼みの綱なのに、雪や風がその大事な足跡を消し去ろうとするのです。エルサ・・・助けて。。

騒ぐな、焦るな!コツコツ。何故だかベテラン雪山男に見えてしまうヘッポコ(-_-;)だけど、水分補給のペットボトルも凍りはじめ、宿でサーモスの水筒に補給したお湯が命の源に感じる。

リタイア?撤退の2文字が浮かんだり消えたり(^^;)

枝がだんだん重そうになり、こっちで合ってる?と何度も振り返るわけですが、相棒はなぜだか楽しそう(^^;)

過酷な環境でも慣れって怖いもので、ちょっと楽しかったりもして。。

もうこれ以上、積ることなんてできそうにないのに・・・身の丈半分も雪に埋もれているというのに、木々も何だか楽しそう(^^;)

青空も周りの山並みも何も見えず、お空も真っ白な雪空です。山の天気ほど当てにならないものはないと毎度思い知るのですが、思いがけない景色に会えるのも山ならではです。

あっ、もしや、そこに居るのは・・・エルサ?

気持ち的には何度も諦めそうになるのですが、それでも何度も立て直し、そしてまた吹雪がやってきてあっという間に萎えるという情けなさ。

自分を信じて!とエルサの声が聞こえたような・・・(@_@。

げっ、ズボっ(´;ω;`)雪の中に腰下まで埋もれてしまいました。助けて~!!

ホント大げさだよ!スノーモンスターたちが笑っていました。

本気でリタイア宣言を心に決めかけた頃、頂上直下の看板発見!下りてきた山男さんたちに「もうすぐだから頑張れ!」と声を掛けられました。そして「頂上は突風だから着いたらすぐ引き返すのが良いよ」と不安を掻き立てるアドバイスまで頂戴し(^^;)仕方なくリタイヤ返上。

頂上手前、この稜線の両サイドは絶壁のハズ。真っすぐしか進んじゃダメなんだよね、エルサ。寒いよ、怖いよ~(´;ω;`)

そして、なんやかんや言いながら到着‼️してしまいました。風雪の四阿山(あずまやさん)頂上2354m。これで私も立派な雪女将です😅

アドバイス通り、突風が吹きすさぶ山頂、ものの数十秒で下山開始。

下り。実はかなりの急坂を一気に登って来たのでした。うっ…怖い。

いやはや、風雪に耐える山の木々。厳しい自然には到底あらがえないことが身に沁みます。

しばし下山を頑張ると、あれ?なぜ今、なんとやっと・・かすかな青空。

真っ白な木々が一斉に歓声を上げたようです。

むふふっ。イイ感じの雪山景色が広がりました。エルサ、どこ?

ほどなくして、スノーシューに履き替えて、やっと念願の、青空の下でのスノーハイクの開始。

白樺並木もますます美しく。

白樺はどうして白いのでしょう。雪の精たちが空へと舞い戻る近道を作ってくれているのでしょうか?

気持ちの良い雪道の雪はまるでカタクリコを踏みしめるようなククッという音がします。

牧草地に戻ってきました。お空が広いです。

青空って、太陽って、こんなにありがたいんだ!

そして、実はこれがやりたかったのです(^^;

ありのまま~の姿見せるのよ~♪
ありのまま~の自分になるの~♬
風よ吹け~!

少しも寒くないワ😊

ますます青空が広がり、雪の絨毯が輝き始めました。

そして、白銀の向こう側からエルサがにっこり手を振ってくれたような気がしました。

ありがとう、エルサ(^^)/

本日は長々と雪景色にお付き合い下さりありがとうございます。

過酷な山の表情とあたたかな青空、大自然はいつも私たちに厳しさと優しさを教えてくれます。雪に覆われた山では尚更。だからこそ、その素晴らしい体験を求めて行ってしまうのかもしれません。

ただ私たちの場合、独りぼっちで対峙する勇気がなく相棒頼みの山行ではございますが、先を行きトレースを導いてくれる人、道中に声掛けやアドバイスを下さる人、すれ違い様に励ましあえる人、山に行くとしぼみかけた心の風船にもう一度新鮮な空気をもらえるような気がします。

「山のあなたは春にやあるらむ」

そろそろ街は春の気配。

どちら様にも新しい春が暖かで素敵な季節となりますように🌸

 

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