2023年9月6日
長いこと毎日ブログを書き続けてきました。毎朝いっぱい画像撮影に励み、それなりに商品撮影の腕は上がってきたと思うのですが、それでも、「実物のほうが全然いいね❣」とおっしゃって頂くことがとても多いです。
本日ご紹介する帯は、たぶん絶対そう💦。この何とも心地よい質感、美しい微妙なグラデーションを魅せる色合いは、やっぱり伝わらないのではないかと思い、残念な気持ちでいっぱいですが、でも、今日もがんばって、この素敵な子がどうにかちゃんと素敵に見えるようにと願いを込めて、撮影をしてみました。
洒落袋帯「ローラン揉紙地段文」
今年の初めに仕入れたばかりですが、時間の限りがありまして、ぜひ朗らかに嫁がせたい!だって、本当に素晴らしい帯だと思うからです。
京都の祇園斎藤さんがディレクションされている織元「齋藤織物」さんの作品です。
シルクモールづかいで、他の帯では味わえない、モール糸のふんわかとした肌触り、揉(もみ)紙のシワを柄に表現したという情緒と深みのあるデザイン、同系色でありながら微妙な色を織り込んだ色使い、熟練の職人さんの手作業でしか成しえない技が織り込まれており、それでいてモダンで大変にお洒落な洒落袋帯です。
※お値段その他詳細は➨https://someichie.com/item/26154.html
お洒落な小紋や上質な紬織物にあわせて頂くと、大変に豊かな着姿が仕上がる帯です。モール糸使いのため軽くて、そしてしっかりとお太鼓が決まる、ふくよかな味わいの深さは、この帯ならではなのです。
画像のコーディネートは白大島をあわせています(こちらのお品はご売約済のものですが、ちょこっと撮影にお借りしました)。10月~5月の期間にお召し頂く帯です。
手の込んだ、これしかない作品でありますが、フォーマルな帯と違い気持ち豊かなカジュアルシーンを装う帯です。柔らかな触感が締め心地の良さを確信させてくれます!ぜひ、触ってみて頂きたいです。
ところで、
帯揚げ・帯締めのセールを開始して早々、(特に5000円均一の夏物は)次々とお求め頂いております。ずっと箪笥の中で永い眠りについていた子もあり、みんな急に目覚めたようにはしゃいでおります。とはいえ、まだまだ、たくさんございます。お近くにお越しの際は、どうぞこの稀な機会をご利用下さいませ(*^^*)v。
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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