2021年6月23日
本日も、6/26(土)まで、期間限定ご紹介の夏~ひとえの友禅染め帯のご紹介です。今日の作品は、悠久の浪漫をのせて、文化と賑わいを運ぶ「南蛮船」❣
お値段など、どうぞお気軽にお問合せ下さいますように!
絽塩瀬染め帯「南蛮船」
夏も単衣も(5月下旬~9月末まで)お召し頂ける、染め名古屋帯、落ち着いた焦げ茶色の地色、さらりとした絽の素材です。
「南蛮船」とは、戦国時代~江戸時代まで、ポルトガルやスペインから長崎へとやってきた貿易船、鉄砲~カステラまで運んできた船のこと。南蛮貿易は江戸時代の鎖国によって閉じられてしまいましたが、交流華やかなりし頃の賑わいがしのばれる、活気のある船内の様子が、丁寧に、繊細に描かれています。
よく見ると、乗組員一人一人の動作から、表情や声まで伺えるみたいで、とても楽しい心躍るデザインです。
◆夏のコーディネート、秦荘上布(手織り近江ちぢみ)にあわせてみました。
なんだか、とってもワクワクするコーディネートになりました。
近江ちぢみは、麻のちぢみ織物です。なので真夏のお着物ですが、暑さが残る9月はじめまで!どことなく秋を感じるコーディネートです。
◆ひとえのコーディネート、白鷹お召にあわせてみました!
9月の中旬を過ぎた頃には、白鷹お召が心地よく感じるかもしれません。
細かい百亀甲柄は遠目には無地にも見えて、上品で楽しい初秋のコーディネートです。
※白鷹お召し商品ページ⇒白鷹お召し「百亀甲絣」 | 表参道 染一会 (someichie.com)
大海を進む船には、いつでも、果てしない浪漫を感じてしまいます。
長い航海の末にはじめて日本に辿り着いた時には、どんなに興奮したでしょう?はじめて南蛮人に会った日本人は、どんなに驚いたのでしょう?まだまだ、海がどこまでも広がっていると思われていた時代が、なんだか羨ましくなります。
単衣にも活躍できる、ロマンあふれる帯です。(6/29までの期間限定)
お問合せは、どうぞお気軽にお願いいたします!
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*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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