2023年3月17日
3/25(土)まで
*お着物好きの「京友禅展」 *
(訪問着・付下げ・小紋・染め名古屋帯)
※期間中の対象商品(友禅作品)は、お仕立て代無料でご案内いたします。
さて本日は、付下げ「第二弾」でございます。
付下げは、柄行きや帯合わせによって、おめかしする日のお洒落着として、また、卒入学式や初釜などのプチフォーマルな装いとして、実は幅広く活躍するお着物でもあります。友禅の伝統的な文様~本日は刺繍の作品までご紹介いたします。どうぞご覧になってみてください。
付下げ「華紋に唐草」
今回ご紹介の訪問着「華紋更紗に霞」は毎回とても人気のあるデザインです。その図柄をほんのり軽めにして「付下げ」に描いた作品です。訪問着の地色はアイボリーですが、こちらの付下げは淡くてきれいなフロスティーブルー。ちょっぴりヒンヤリとした水色が美しく染まっています。霞の空色も、華紋の色合いも、大変に清々しい印象の付下げです。
(訪問着「華紋更紗に霞」➨https://someichie.com/news/26851-2)
付下げ「唐花の丸」
紫がかったベージュグレーの色合いがモダンでお洒落です。唐花を丸めたデザインの真ん中にレンガ色の花芯。白を金糸目で括った唐花はまるで刺繍で描いたよな奥行きを感じます。アクセントにぼかし染めを施して、デザイン性とシックな上質感が素敵な付下げです。お洒落着として名古屋帯でお食事会や観劇にもお召し頂けます。
付下げ「正倉院葡萄唐草」
淡いベージュ系のオレンジと申しましょうか、やわらかな色合いが大変に心になじむ色彩です。そして、葡萄唐草の文様も可愛らしく、かなり広範囲にお召し頂ける付下げだと思います。伝統柄でありますが、モダンで可愛らしい色彩が魅力の作品で、華やぎの場所にも美しくお召し頂けます。
付下げ「光琳鶴」
おっと、ちょっと粋な感じ。象牙色に裾はグレージュ色のぼかし染めです。琳派の画風の鶴です。天空を目指して飛び立つ姿がとても清々しくて希望に満ちたデザインだと思います。もしかして、丁寧に祈りを込めた折り鶴が飛び立ったのでしょうか。そんな夢を見たような気がします。タイトルをつけるなら“明日へ”なんて、ちょっとベタですね(^^;)。でも、素敵です!
付下げ「雪輪取割付ぼかし」
紺藍色の地色にぼかし染めの雪輪が情緒たっぷり。そして、有職文様を描いた雪輪が散りばめられています。雪輪好きにはたまらない、幻想的で美しい付下げです。こちらも、帯合わせ次第かなと思います。名古屋帯でお食事や観劇へ、格ありの袋帯でプチフォーマルなお席へ。
付下げ「笹に流水」
淡い白鼠色の地色です。さらりと描かれた竹笹に流水をあしらったデザインが楚々として美しい。単衣の付下げにもおすすめです。水が流れるって、縁起も良いし、どこかしら無常観もあって、長く人生を歩むとじんわりとしみる、そんな付下げです。帯合わせ次第で、色んな情景を描くことができるのも楽しいお着物です。
付下げ「道長取線波」
黄色味のある淡いオレンジ色、日本人になじみやすい肌色(ペールオレンジ)を少し濃くしたような色です。道長取のデザインで、アクセントに赤味のあるレンガ色を用いて、金彩を丁寧に用いて細やかな有職文様を描いています。お茶席やプチフォーマルな場面に、豪華な帯も受け止めてくれるお着物です。
付下げ「かずら帯に流水」
こっくりとした濃い焦げ茶色です。金彩を用いた華麗なかずら帯が優雅に舞い、裾には流水が描かれています。こちらは格のある帯をして、初釜やパーティなどにお召し頂くととても映えるお着物です。帯に描かれた、菊・梅・松・橘に有職文様も大変雅で美しいです。
付下げ「雪輪四君子」(刺繍)
ラベンダーカラーが大変美しい、こちらの文様は全て刺繍で仕上げられています。銀色と白を基調にして、雪輪取りの中に四君子を縫い込んだ、クールな美しさが映えるお着物です。近ごろでは、こうした刺繍職人さんも大変希少となっています。名古屋帯をあわせておめかし着物として、袋帯でパーティー着物として、お楽しみ頂けます。
付下げ「菊紋唐草」(刺繍)
鉄紺色に白糸で描かれた菊紋唐草。可愛いです!。付下げの柄行きになっていますが、小紋風にお召し頂いても良いと思います。こんなお色のお着物って、ちょっと欲しくなりますが、粋になり過ぎても困るしな、という方に、お洋服感覚で楽しめるお着物だと思います。名古屋帯でも大丈夫です。
※お値段はご遠慮なくお問合せください。
春、桜が咲くと雨が降る。どうやらお天気が崩れそうです。ちょっぴり気温も下がるのかな、と思います。どうぞ、どちら様もご自愛を下さいますように。
明日の土曜日も、店内華やかにして、元気にお店番をしております。お出かけついでに、どうぞお立ち寄りくださいませ。
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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