2023年6月8日
夏の装い展 6/24(土)まで延長開催!!
夏の友禅/訪問着・付下げ・小紋・帯
夏の織物/麻・うすもの
ということで、本日より、店内が涼やかに華やかに盛りだくさんになりました。期間中はいつものように、ご案内中の作品をご紹介してまいります。全てを掲載できないかと思いますが、どうぞゆるりと毎日お訪ね下さいましたら嬉しいです。
※お値段などお問合せはどうぞお気楽にお申しつけ下さい。
さて本日は、夏や単衣の友禅付下げのラインナップをご紹介いたします。
まずは
*単衣時期中心の付下げ*
※単衣の着物のこと
単衣の季節は、袷と同じ素材のものに裏地をつけず単衣仕立てにしてお召しになられることが多いかと思いますが、よぉ~く考えてみると、それでも暑い💦
そこで、今回ご紹介する「単衣の時期中心の付下げ」の素材は、袷時期の素材よりも涼やかで軽い、ほんのりとした透け感とシャリ感のある「ジョーゼット地」であったり、単衣向けにつくられた「さざなみちりめん」であったりする素材に染めています。特に単衣の季節のお茶会やよそゆきのお出かけご予定のある方にはとてもおすすめです。(ご着用機関:5月下旬~9月の間!猛暑除く)
また、単衣ならではのデザイン性も楽しい作品たちです。
《夏草花の丸》
さらりとしたタテ縞地紋の、ほんわかと透ける「さざなみちりめん」という素材です。やさしいクリーム色と水色のぼかし染め、描かれている草花は、百合・アヤメ・あじさい・鉄線・朝顔などの、夏草花です。全部のお花をお見せしたかったのですが、それはまたきっとそのうち・・・。とにかく優雅なタッチで描かれたお花たちが可憐に咲く様子にうっとりいたします。やさしい味わい深さが魅力で、これ、とってもキレイで愛らしい付下げです💗
《柳に燕》
夏の風情たっぷりの情景を描いた付下げです。透け感とシャリ感が心地よいジョーゼット地に染めています。水面にゆれる柳の枝に燕さんが訪ねてくれました。夏になると遠い国から幸せを運んできてくれる燕。どんな夏にも大らかに迎えてくれる柳の枝にご挨拶です。季節感あふれる景色も夏ならではです。
《柳橋にサギ》
水辺にかかる橋に柳がかかり、水車が回っています。水面では幸運の鳥、白鷺(さぎ)が羽根を広げる、物語の一場面のようなデザインです。鷺(さぎ)は夏には水辺に降り立つ姿が見られて夏の季語ともされていますが、日本では通年見られる親しみやすい鳥です。甘めのベージュ色に描かれた景色は、すっきりとした墨絵のようでもあり、情緒豊かな作品です。(ジョーゼット地)
*単衣~盛夏の付下げ*
盛夏にもお召し頂ける「紗」や「絽」に染めた付下げです。より軽くより涼やかな素材感が大変に美しいです。(着用期間:6月~9月中旬)
《夏御所解(紗)》
うっすらとしたアイボリーの地色、紗素材の付下げです。清々しいまでの透け感の美しさが映えるシャリシャリとした素材で、見るからに涼しそうです。納戸色の濃淡で、夏の御所解模を描いています。「御所解」はどんな季節に見ても、古典の美しさと繊細な友禅のタッチに惚れ惚れといたしますね。夏色に染め上げた上品な可愛らしさがまた、大変に魅力的な付下げだと思います❣
《草花雪輪流水(絽)》
(↓ごめんなさい。ご売約済みになりました)
美しいヒワ色!これはまず、この艶やかな色で着る!そして、清涼感溢れる滑らかな流水に、夏秋草(あやめ、鉄線、桔梗、萩)の優美な香りに酔いしれたい!ですね。こんな美しい晴れやかな友禅作品を見ると、夏を楽しまなくてはもったいない!そんな衝動にかられてまいります。夏のお茶会、夏のパーティー、夏の〇〇に、気分を上げて美しさをまとって頂きたいです。
《烏帽子に波千鳥(絽)》
夏の模様で頻繁に目にすることの多い網干。漁師さんが魚とりの網を干している景色です。海に囲まれてお魚が大事な食糧であった日本では、江戸時代から良く描かれてきました。ザブンと波がかぶると千鳥が飛び立っていきました。夏の海辺の景色を切り取って、海鳥の鳴き声も聞こえてきそうな涼感漂うデザインです。涼やかに夏を楽しむ付下げです。
*本日、早々に、付下げ2点がご売約になりました!でも、どちらもとても素敵なので、チラリとお見せします(*^^*)
(絽に楚々とした線松と雪輪のカケラが描かれた、小紋調でもあり単衣と夏に着回しの良い付下げ)
(単衣のジョーゼット素材に、ちょっと素敵な夏の御所解。この虫かごの配置が素晴らしく、デザインを引き立ててくれています)
この度も大変にたくさんの作品に埋もれておりまして、明日は何をご紹介しようかな~!とドキドキしております💛
どうぞ引き続き、楽しみにお付き合いくださいませ。
※お問合せもご来店も、お気軽に、お待ちしております。
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
お問い合わせはこちら