2018年3月7日
寒くなったり暖かくなったり、この寒さも明日までの辛抱のようですが、お風邪召されていませんでしょうか?もうすぐ春は自信を取り戻してくれるはず。もうすぐですね!
3月に入りますと、「江戸小紋のおあつらえ染め」では、そろそろ単衣のご準備のご案内をさせて頂く時期でございます。
「おあつらえ染め」では、染めに2カ月弱(現在少しお時間がかかっております)そしてお仕立てに1か月半ほどかかります。通常では約3カ月。すると今から始めて頂いて5月末~6月初旬のお仕立て上がりでございます。この寒さが緩んだら、どうぞ今年の単衣のこともぜひご検討下さいませ(*^-^*)
◆単衣の江戸小紋には裏もお染めできます。
単衣のお着物は八掛が付きません。
でも、江戸小紋の染めは「しごき染め」といって、裏側まで染まる染め方ではありません。そのため、ご希望の方には、「裏染め」も承ることができます。
例えば、こちら
表:うずまき波文 裏:雪月花
表地には人気の文様「うずまき波文」が染まっています。歩く度に翻る裾からチラリチラリと見えるのは、雪月花の文字を飛び柄にした小紋です。表と裏、お色を変えてお染めしています。お誂え染めでは少し冒険ですが、こんなオリジナルなオーダーも承っております(*^-^*)
表地:うずまき波文 おあつらえ染め価格 210,600円(税込)
裏地:雪月花 おあつらえ染め価格 32,400円(税込)※無地染めは21,600円(税込)
【両面染めのご注意】
でも、裏側に色を染めると、どうしても表の柄の「白目」(色が染まっていない生地白の部分)がくすんで見えてしまったりします。すると微細な柄の江戸小紋の柄はぼやけてしまったりすることもあります。表地の柄がぼんやりしてしまうのでは誠に悲しい。なので表に薄いお色をお選びになられます場合は、裏を染めない方がきれいな仕上がりになったりします。また、裏のお色を表よりもうんと薄くすると表の白目への影響が少なくなります。ご注文下さる際にはぜひご相談を下さいませ。
単衣のお着物は、胴裏も八掛もついていません。なので、いつも衣替えをすると肩の荷がおりたように軽やかに感じます。そんな季節が近づいてきているのかと思いますと、月日が廻るのはなんて早いことでしょう(^^;
それでも、寒さがやわらぎ過ごしやすい春が待ち遠しくて、弾ける夏も楽しみだったり・・・一日一日を大事にと言いながら、まだ見ぬ明日へ思いを馳せる、どうにもわがままなことでございますが、備えあれば憂いなし(^^; お着物のご準備は時間がかかりますことなので、どうぞ早めのご計画をお願いいたします。
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