2019年5月8日
今日も何とも清々しい気持ちの良い一日でした。こんな気候がずぅっと続けば良いのに・・・と思いながらウトウト。。。
この頃気候が安定してきたおかげか不眠症から解放されて眠くて仕方ありません。しかし、いけないのでした(^^; この気持ちの良い気候が一年じゅう続いたら、一年じゅうウトウトになってしまうではないですか💦
まっ、何はともあれ嬉しい季節でございます。お休み明け2日目、皆さまいかがお過ごしでしょう?
さて本日は、『おあつらえ写真集』に素敵なお客様をお迎えいたしました。
こちらの江戸小紋は、伊勢型紙「突き彫り」の名手「内田勲」先生の型紙を染めた江戸小紋「花尽くし」です。
※素敵な着姿はこちらのページにてたっぷりご紹介しております⇒こちら
白く抜けた白目の部分の多い繊細な型紙は、この頃の季節にもとても良く似合う爽やかな印象が特徴です。何しろ、色の染まる部分だけを彫り残しているという想像するだけでも驚くほどの繊細な型紙を染めているのです。
「突き彫り」は大変細やかな柄を正確に彫ることができ、その彫り口に手彫りの温かみを感じられるのも特徴的で、鮫や行儀などの錐彫りのしなやかな文様とはまたひと味違う美しさが魅力的です。
現在お店では、内田勲作の突き彫りの型紙を染めた、こちらの江戸小紋をご案内しております。
江戸小紋「小花」
袷仕立てにしても単衣仕立てにしても、どちらでもお楽しみ頂けますが、この季節に見るとどうしても単衣にしたくなってまいります。
優しいローズピンクは、風や草木がパステルカラーに染まる美しい新緑の季節にも良く似合います。
江戸小紋「小花」×すくい織袋帯「祥雲」
先日「立夏」を迎えてから、お空の雲の形が少し変わってきたように思います。
こちらの「すくい織」の帯は触れて頂くととても良くわかるのですが、滑らかな風合いが大変に素敵な帯です。単衣の季節にもふわりと軽くて、プチフォーマルから普段のお食事会までお楽しみ頂けます。
爽やかなオフホワイトの祥雲、めぐる季節に明るい兆しを感じさせてくれることと思います(*^^*)
それにしても・・・一日じゅう、どうにもアクビが止まりません。
暦の上では季節が巡り初めているわけですが、本当の季節はもう少しだけ「春」。
そういえば、春の季語には「山笑う」という言葉があるそうで、先日の磐梯山でも雪解けが進み山肌を春の草木が染め始めていました。そして間もなく「山滴る」季節へと移り変わる頃、街ではひと足早く、緑の雫滴る季節を迎えようとしております。
そろそろ衣替えのことを考え始める頃となりましたら、洗い張り(着物を解いて洗って仕立て直す)や、生き洗い(丸洗い)、そんなご用命も承っておりますので、どうぞまたご準備下さいますように。
山笑ふ 今日の日和や 洗ひ張
(井上井月)
そうだ!GW明けてからお店がのんびりし過ぎてアクビを連発してしまうのかもしれません(=_=) そろそろどうぞ賑やかに、遊びにいらして下さいませ。お目にかかれますのを楽しみにお待ちしております。(*^^)v
*お店では*
5/21(火)~25(土)
夏のおしたく展
を開催予定でございます
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
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