2019年3月2日
3月5日(火)仕入れのため午後1時開店
「春に三日の晴れなし」今日お客様に教えて頂きました。
土曜日の今日は貴重な晴れのお天気で、ポカポカ春を感じる一日でした。いかがお過ごしでしょう。
週末でございますので、本日は素敵な「逸品」をご紹介しようと思います。
現在発売中の『家庭画報』3月号の特集ページです。
人間国宝「北村武資」。お着物好きの多くの方がその名前を聞くだけで目を輝かせて下さり少しため息をつかれる方
北村氏は、15歳から西陣に飛び込み厳しい修行の末に、新たな織の境地を生み出し、その独自の技術は国の重要無形文化財にも指定されています。伝統的な技術を踏襲しさらなる研鑽を重ねてストイックに機台と向き合い織り出される作品の数々は、あまりのち密さに息をのむのと同時に、そのモダンでスタイリッシュなデザイン、素晴らしい締め心地の良さに多くのファンを魅了し続けてきました。
当店ではこれまで、重要無形文化財に指定された「経錦」の帯を何点かご紹介してまいりましたが、この度は、その経錦と並ぶ代表的な作品、「織繧繝(おりうんげん)」という技法で織り上げられた「魚々子縞(ななこしま」の袋帯をご紹介中でございます。
家庭画報3月号では、当店にてご紹介中の「魚々子縞」のお色違いを、檀れいさんがお召しになられています。
そして、こちらが店内にてご案内中の魚々子縞。
経錦と並び、魚々子縞の帯も、フォーマルからカジュアルまでの幅広いシーンやお着物にあわせて頂けると同時に、とてもしっかりとした緻密な組織で織り上げられており、将来にわたり長く愛着を持ってお召し頂ける逸品帯です。
そういえば、以前に北村先生の帯をお求め下さいましたお客様も、訪問着や付下げはもちろん、江戸小紋・色無地・大島まで、いつも北村先生の帯をあわせてしまいます(^^;なんておっしゃっていらしたぐらい、一度締めると、その心地よさや、すっきりとしたモダンなコーディネートに病みつきになる方も多くいらっしゃいます。
本日は商品ページにも詳しく掲載をいたしました。
ご来店下さいました際には、ぜひ実物にお会い頂きたい帯です。
付下げ「吉祥雲」×魚々子縞
友禅のお着物に魚々子縞をあわせると、なんともモダンで、今を生きる私たちのあらゆるシーンにとても美しくマッチするコーディネートが仕上がります。しかも、なぜだかエイジレス(*^^*)
家庭画報には北村先生のご紹介がたっぷりと掲載されていますので、機会がありましたらどうぞご覧になってみてください。
御年85歳生涯現役!現在では後進の指導にも熱心に取り組まれている北村先生です(*^^*)
ところで、
今日は久しぶりに桜色のお着物でお店番をいたしました。「うさぎ」柄の江戸小紋(*^^*)
なぜだか未だにどなたにも、お誂えのご注文を頂いたことがないんです(-_-) お店のうさ子たちもちょっぴり寂しそうですが、あらその前に、そろそろマフラーを脱ぎましょうかね。春ですもの。
日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします。お休み明けにどうぞまた元気にお目にかかれますのを楽しみにしております。
3月5日(火)仕入れのため午後1時開店
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
営業時間内のご来店が難しい場合、時間外のご予約が可能な場合もございます。あらかじめ、どうぞご相談下さいませ。
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