2018年9月13日
ただ今お店では、9/15(土)まで
大野信幸江戸小紋×東京手描友禅染め帯 展
でございます。
さて、明日の9/14(金)と週末の9/15(土)は職人さん来店日です(*^^*)
◆9/14(金)は、ご紹介中の素敵な江戸小紋を染めるこの道50余年の熟練の職人さん「大野信幸」さん来店です。作品のお話や「秘蔵型紙」でのオーダーも承ります。(秘蔵型紙のご案内は⇒こちらの記事にて)
◆9/15(土)は、引き続き大野先生来店!そして、東京手描き友禅の「田邊慶子」さんも来店です。田邊慶子先生もこの道まもなく50年!という大ベテランの友禅作家さんです。帯はもちろんですが小物やお着物まで友禅作品のご相談もいただけます。
気さくな職人さん作家さんたちです。どうぞご心配なさらずにお気楽に遊びにいらして下さいますように!もちろん私も、おしゃべりしながらの~んびりお店番しておりますので(^_-)-☆
さて本日は、誠に不思議な江戸小紋をご紹介いたします。とてもユニークなこちらの江戸小紋は「天目染め」といいます。天目茶碗に見られるようなお色のマジックをお着物にも染めてみたい!そんな発想から生まれた大野先生オリジナルの染めです。どうやって染めてるの!?どうぞぜひ実物をご覧頂けましたら嬉しいです(*^^*)
「鍋島藩胡麻の花」
ホントにどうやって染めてあるのでしょう(@_@。詳しい説明は明日お目にかかってお聞きしようと思いますが、地色はターコイズ!胡麻の花文様の型紙で糊置きをして、そして・・・赤や緑や紺色は偶然の産物でもあるとのこと。でも、ちゃんと江戸小紋の胡麻柄なのです。見るほどに可愛らしい素敵なお着物です。
染谷洋作「横段更紗」染め名古屋帯
ワクワク楽しいお着物には染め名古屋帯が良く似合います。今回は染谷先生の作品がたぁ~くさん届いております。こちらの更紗の上品で清楚なこと。繊細な美しさが何しろ素敵なんです。
「正倉院銅鏡天目」
それにしても、なんと可愛いらしいのでしょう!まるで万華鏡みたいです。柄は江戸小紋の「行儀」や「大小あられ」「お召し十」などなどの細やかな柄を組み合わせて正倉院鏡裏の柄をデザインした型紙を用いています。地色は華やかなグリーン。でもこれどうやって・・・?お話を聞くのが楽しみです。ご一緒に聞いてみませんか?
染谷洋作「四季の花」染め名古屋帯
光沢のある紬地の名古屋帯です。このリアルで繊細なお花の絵にちょっと感動です。細やかな心遣いを頂いてお花たちもどんなにか嬉しいでしょう。私はお花(*^^*)
「丁の字小紋」
型紙は人間国宝の故中島秀吉氏の型です。「丁(ちょう)」という字を並べた文様で、「丁字(子)」とは常緑の木の名前です。香りの良い花の蕾からは香料や薬品、実からは油がとれるという貴重品で「宝尽くし」の「お宝」の一つです。こちらもまた天目染め。地色は茶紫。文様や地色が違うと、それぞれに不思議な色彩の世界が出来上がって、とても楽しいです。
染谷洋作「かんざし」染め名古屋帯
こっくりとした地色の京紫色が好きです。可愛らしいかんざしはどれにしよう!?なんてシゲシゲ眺めて選んでいる自分に驚きです(^^; はんなりとした雅な感じなのにどことなく色っぽくて、こんな帯があったらちょっと心持ちから変身できそうでワクワクします(*^^*)
「角通し行儀天目」
「行儀」柄と「角通し」柄が市松に交互に並んでいます。地色は黒ですが、こちらも天目染め。玉虫色の不思議な色調はぜひ実物をご覧頂きたいです。
町田久美子作染め名古屋帯
町田先生は若くてセンスの光る作家さんです。光沢のある帯地に粋なデザインが染まっています。新進気鋭のお洒落な作家さんです。美しい女性にお持ち頂きたい染め帯です(^^)/
ということで、明日(9/14)明後日(9/15)は、作家さん来店です♪
いつもの店内がとっても賑やかになりますので、どうぞどうぞお気楽にお気軽に遊びにいらして下さいますように。お目にかかれますのを楽しみにお待ちしております(*^^*)
◆9/14(金)15(土)
江戸小紋職人「大野信幸」氏来店💛
◆9/15(土)
東京手描き友禅作家「田邊慶子」氏来店💓
※期間中の対象商品(オーダー染めを除く)は、当店の通常お仕立て代無料で承ります。
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