2021年11月11日
11/20(土)まで
真綿紬の会(併催:帯屋捨松展)❣
※特別価格・サービス価格でご案内中です。お値段などお気軽にお問合せ下さいませ。
下井紬は、長野県飯田市に工房を構える下井信彦氏による紬織物です。下井氏は、お洋服のテキスタイルデザイナーとして活躍した経歴を持ち、工房では、糸づくりから染め織までの全工程を一貫して行っています。
下井紬は、草木染めと化学染料のどちらも使っています。草木染めのやわらかさと化学染料のシャープな色目を、デザインの中で巧みに組み合わせたり、繊細な織に花織を織り交ざたり、独特の柔軟な発想で生み出された現代の紬作品たちです。
今回は、タテ糸生糸、ヨコ糸真綿の作品たちをご紹介しています。下井紬の真綿は、ざっくりとした紬感よりもお洒落なドレス感を感じさせてくれます。お召しになる方の美しさにこだわり、紬織物ながらモダンなテイストと着心地の良さを追求した、他の産地紬とは一線を画す、下井紬ならではの風合いをお楽しみ頂きたいと思います。
縞柄の下井紬
やさしい金茶とグレーのシンプルなタテ縞のように見えて、実は横糸の藍紫の糸が効いています。ふんわりと柔らかで、繊細な心遣いとセンスを感じるタテ縞模様です。粋というより、どこか懐かしく、なのにモダンな、下井紬ならではの色彩とデザインが楽しい紬織物です。
帯屋捨松名古屋帯「陶彩花葉段文」
紺碧の青空が海の色に写し出されてちょっぴり緑味を帯びたターコイズブルー。捨松さんならではの美しい色に、エキゾチックな模様が描かれた名古屋帯です。捨松さんの気楽な名古屋帯は、下井紬の質感にもよく馴染みます。
お洒落なほっこり感が楽しいコーディネート!
花織入り下井紬(グレー系)
グレージュ系の優しいお色目が心地よい作品です。計算つくされたような繊細な織にススキ色の横縞、ところどころに愛らしい花織が織り込まれている、お洒落なワンピースドレス感覚の真綿紬です。織の美しさもポイントです。
帯屋捨松八寸帯「モダン市松」
紬八寸の帯です。市松のセピア色、カラフルで可愛いポイント柄にもキュンとする、さりげなく結んでもひと味ちがう捨松さんの八寸帯。このコーデ、ちょっと大人な可愛らしさが好きですが、いかがでしょう(*^^*)
おっと!ジューシーなお色の紬に、捨松さんらしい唐草模様が効いてます。
花織入り下井紬(ヒワ色系)
花織入り下井紬、お色ちがいです。さわやかなヒワ色に、明るいグレーの横縞、巧みな織に花織。こんなスマートな紬織物は珍しいんじゃないかなと思います。下井紬ならではの匠の紬です。
帯屋捨松八寸帯「唐草刺繍文」
やっぱり楽しい捨松さんのデザインを、しっかり受け止めてくれる下井紬。エキゾチックでポップな帯も、お洒落なワンピースドレスのような紬には、とっても良く似合います。
赤い帯ってどうなの?いえいえ、そういう日も必要です(*^^)v
市松に花織入り下井紬
薄水色、薄緑、グレー、そんな色が混じりあって市松をつくっています。そして、随所に織り込まれた花織。ちょっと、う~んさすが!と唸ってしまいそうな織り上がりです。こんな紬、なかなかお目にかかれません。
帯屋捨松名古屋帯「ペルシャ草花鳥文」
赤色と言っても、真っ赤ではなくて、ややエンジ色よりの赤です。なので、浮いてしまうような赤ではないことがうれしいです。よく見ると鳥さんがコンニチワをしています。捨松さんらしいユートピア柄が楽しいです。
この色を何とあらわしましょう。とても珍しいお色の紬、探しても見つからなかった色、ここにあります!
崩し織の下井紬
マリンブルー。その名前が最も近い色かなと思います。でも、よく見ると一色ではないのです。青も緑も水色もグレーも、色んな色が混じってできたお色です。細やかな崩織は触感もやわらかで、着心地の良い紬になりそうです。
帯屋捨松洒落袋帯「ベンガルモール」
インドの西に位置するベンガル。伝統的な織物の文様をモール織で再現した、立体感のある情緒豊かな帯です。ほほほっ(#^.^#)素敵なコーディネートが仕上がりました!
いかがでしょうか?
手触り質感は、柔らかさの中にハリもあり、真綿感もちゃんとわかる、でもしなやか!そんな感じでしょうか。ごわつく紬ではないので、やわらかものがお好きな方にもご満足頂ける、ドレッシーで都会的な紬織物です。また、紬好きの皆さまにも、これまでとひと味違う、お洒落感も楽しんで頂きたいなと思います。
ご来店もお問合せも、どうぞお気軽にお待ちしております。(事前確認お届けのご相談もお受けしております)何しろお気楽に、引き続き、お楽しみ頂けましたら嬉しいです。
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