2019年3月29日
◆ 3.30(土)仕入れのため12時開店
◆ 4.2(火)仕入出張のため臨時休業
ご不便をおかけし申し訳ございません
どうぞよろしくお願いいたします
さて、前回に引き続き本日も
新入荷新作の「廣瀬雄一」作江戸小紋をご紹介しようと思います。
本日ご紹介する江戸小紋は、柔らかくてシボを感じる素材に染めた江戸小紋です。
「かわり霰(あられ)」文様
通常の「大小あられ」文様とは異なる不思議な文様です。この型はよく見ると、小さな白い点々がズラリと並び、ところどころにすき間ができているために、遠目にみるとアラレ文様が浮き上がるように見えます。白い小さな点々の大きさも異なっていたり、すき間もランダムに配置させているように見えて、実はとても規則正しく計算しつくされたような配置に並んでいるのです。偶然できた文様にように見えて、ちゃんと工夫されている。そんな細かな仕事にジンワリと心が打たれます。
こっくりとした墨色であること、このシボのある心地よい素材が選ばれたこと、この文様をいかに際立たせてくれるのかを感覚的にひらめく、そんな感性が素敵だなと思います。
遠目にみると、細やかな霧雨のようでもあり、ちょっぴりヒンヤリとする美しい季節の情景が思い浮かぶ江戸小紋です。
シボがあると言っても重みのある縮緬ではありませんので、単衣の季節にもおすすめの江戸小紋です。
※江戸小紋「かわり霰」商品ページ⇒こちら(店内でご案内しておりますがお値段はお気軽にお問合せください)
コーディネートには、すくい織の袋帯をあわせてみました!
「かわり霰」江戸小紋×すくい織「祥雲」
シックで情緒たっぷりの江戸小紋にふんわりとした雲の浮かぶ袋帯。装う人の美しさを引き立ててくれる大人のコーディネートです。
すくい織袋帯「祥雲」
触れるとわかる、しなやかでしっとりとした素材感の帯です。すくい織で描かれたシンプルな銀糸づかいの雲はお洒落で縁起の良い「祥雲」です。軽さも魅力のすくい織は、プチフォーマルから観劇・お食事会などにも、単衣は特におすすめです。もちろん袷の季節まで長くお召し頂けます。
モノトーンのコーディネートは粋すぎるのでは?と思われがちですが、風情のある江戸小紋に優しい帯をあわせると、粋というよりも上品で清楚な装いになります。
なんだか心地の良いコーディネートになったかなと思いますが、いかがでしょうか?
さて今日は花冷えの寒い一日でございました。裏通りのお目当ての桜の木を毎朝毎晩眺めているのですが・・・まだ満開にはなりきれなくて、ちょっぴり待ち遠しい。満開になればなったで寂しくなるのに、足踏みしているのを見ると心配になり(^^; この季節はどうにも桜のことばかり考えてしまっていけません(>_<)
週末はお花見にお出かけされる方も多いかと思いますが、ヒンヤリしそうですので、どうぞ暖かくしてお出かけ下さいますように。
◆ 3.30(土)仕入れのため12時開店
◆ 4.2(火)仕入出張のため臨時休業
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
営業時間内のご来店が難しい場合、時間外のご予約が可能な場合もございます。あらかじめ、どうぞご相談下さいませ。
お問い合わせはこちら