深い焦げ茶色(やや紫味があります)、こっくりとした墨茶色の塩瀬の帯です。(黒に見えるかもしれませんが、茶紫の味わい深い色です)
御所解(ごしょどき)は、お茶をなさる方、お着物大好きな方、季節を問わず人気の伝統柄です。色数を抑えたシックでモダンな色調で、華やかな伝統美を描いた作品です。
御所解は王朝文化を描いた模様と言われていますが、その世界観は源氏物語をはじめとする文学の世界でもあります。
帯という小さな空間に、物語が潜む。
単なる風景画ではなく、松、菊、桜などの美しい四季花の景色の中には、情緒豊かな物語が紡がれているのです。源氏物語のどこかの場面だったり和歌の世界だったり、そんな心を読み解くのも楽しみかもしれません。
お茶席にもお召し頂ける帯。もちろんお食事会にもプチフォーマルなお席にも、小紋や織の着物から付下げまで、季節を問わずにコーディネート頂けるのも嬉しいです。
お太鼓の中央の菊の花には金糸の刺繍が施されています。奥行きのあるシックな魅力満載の仕上がりです。
前帯です。真ん中から上下半分が前帯になります。
表示価格にお仕立て代・ガード加工代は含まれておりません。どうぞお問合せ・お申しつけ下さいませ。
お問い合わせはこちら