2018年2月28日
春が近づいてまりました。お着物には過ごしやすい気候でございます。今年の春はいかがお過ごしになられますでしょう(*^-^*)
本日は、ちょっぴり羨ましい楽しいお誂えを下さいましたお客様のご紹介でございます。
じゃん!
藍色 牡丹文様 江戸小紋
実はこの生地、小千谷紬なのです。
お客様のS様がおあつらえをご注文下さいましたのは昨秋のこと。なんと白生地を抱えていらして下さいました!
白生地?ご実家で眠っていた生地ですか??
いえいえ、当たったんですよぉ~!!
えっ?って何に?
お話をお聞きすると、何と何と、某有名キモノ雑誌のプレゼント企画で小千谷紬の白生地が当たったのだっ!とのことなのです。
応募企画って当たったことのない方がいっぱいの中、なんと素敵な出来事なのでしょう(*^-^*)
実はS様はとてもスレンダーな方で、これまでも紬や麻の生地をお選び頂いてお誂えを承ってまいりました。なんとスペシャルなチャンス到来!!
早速にも、江戸小紋のお誂えをしたいな~と思い立たれていらして下さいましたのです。
今回お選び頂いた柄は「牡丹」、お手持ちのお気に入りの帯揚げの色「藍色」でご注文を頂きました。
当店では盛りたくさんの色見本をご用意していますが、お気に入りの色が身の回りにありましたら、帯揚げ、セーター、ハンカチ、ストールなどなど、お預かりさせて頂きまして工房にて色合わせを行っています。S様は帯揚げ(*^-^*)
こっくりとした大人っぽい牡丹の花が咲きました。
ほとんど迷いなくお決めになった色柄。
仕上がってみるとS様、「田舎のおばあちゃんが着ていた着物に似てる(^^;」なんておっしゃっていらっしゃるのですが、それは心の中にずっとお優しかったおばあちゃまが知らず知らずに住んでいて、お色柄のご指南を下さったのかもしれませんね(*^-^*)
なんだか守られているような、そんな安ど感のある華やぎを感じさせてくれる、優しい装いです。
この日あわせて頂いた帯は、やさしい桜色、花尽くしの染め帯です。
コートを脱ぐ季節になると、安心感のある紬の装いが大活躍しそうです。昨年はお仕事関係のお勉強に没頭されてあまり着物を着る機会がなかったです(´;ω;`)とおっしゃるS様。この春には晴れ晴れとお出かけを楽しんで頂けましたら嬉しいです(*^^*)
寒さの残る2月、久しぶりにお出かけ下さり誠にありがとうございました。
※紬地に江戸小紋のお誂え染めについて
紬地へのお誂え染めも承っております。お手持ちの白生地をお持ち下さいませ。また当店でご用意できます紬地は小千谷の玉糸紬です。紬に染めた江戸小紋はフォーマル使いできるの?というご質問をお受けすることがありますが、紬は・・・紬です(^^;フォーマルシーンには不向きかですが、お稽古やお食事など楽しいお出かけに気軽にお召し頂ければと思います。
さっ!!皆さま“春”でございます。冬の間ちぢこまっていたお洒落に花を咲かせてお出かけされませんか?どうぞ楽しい春をお迎えくださいますように????
*お知らせ*
お店では、お客様おあつらえ写真集にご登場頂けますお客様をお待ちしております。
どうぞぜひ、おあつらえ下さいましたお着物で、遊びにいらして下さいませ!!
または、ご着用のお写真をお送り下さいましても嬉しいです。
(お顔NGの場合はそのようにさせて頂きますのでご安心を)
楽しみにお待ち申し上げております
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