玉虫色の江戸小紋「四君子」玉虫色の江戸小紋「四君子」

2018年1月30日

玉虫色の江戸小紋「四君子」

寒さ厳しい季節ですが、お着物には寒さも味方。雪さえ降らなければ、ほっこりとお着物のお洒落を楽しめますね。皆さまはいかがでしょうか?

本日は、とても珍しい素敵な江戸小紋をご披露して下さいましたお客様をご紹介いたします。

京の名工大野信幸作『四君子』柄江戸小紋

この「四君子」の柄は、実は「鮫」「行儀」「通し」「大小あられ」という江戸小紋の微細な柄を組み合わせて描かれている大野先生オリジナルの型で染めた江戸小紋です。

江戸小紋のポピュラーな柄行で、蘭、竹、菊、梅の四君子を大胆に描いています。

しかもこの染めは、「耀変油滴天目(ようへんゆてきてんもく)染め」という不思議な技法で染められています。耀変油滴天目とは、最上級の抹茶茶碗のことですが、角度によって虹色に輝き「器の中に宇宙が見える」とも評されるものです。その玉虫のような耀変を江戸小紋で表現できないかと、大野先生独自の工夫で、伊勢型紙を用いて挑戦した結果生まれたのがこちらの作品です。何色かの染料をのせて蒸すことにより化学反応が起きて云々・・・そういうご説明をお聞きするのですが、つまりそれは偶然の配色ということにもなり、赤が強く出たり、青が強く出たり、染め上がってみないとわからない出会いなのです。

こちらの作品は、墨色の地色ですが、赤色の化学反応が起きて、なんとなく茶系のお着物にも見えます。

小紋なのに、付下げのようにも見える四君子の柄。格のある帯をあわせて頂くとパーティなどにもお召し頂けます。

お客様のC様には一昨年の冬に一目ぼれでお求め頂いた作品です。

上前をズームするとこんな感じ。

小紋なので柄あわせをしているわけではないのですが、お仕立て上がりはなんだか計算されているように柄の流れも素敵に可愛らしいお着物です。しかも近くによると江戸小紋柄だってところも魅力的なのです。

微細な柄が真情の江戸小紋ですが、実は大柄の方が好き!そんな方には江戸小紋でありながら、遠目には大柄の華やぎを感じさせてくれる、大野信幸オリジナル作品はとてもおススメです。

この日あわせて頂いた帯は、毘沙門亀甲柄の名古屋帯。本日の江戸小紋にも通ずるお洒落で美しい帯です。

お客様のC様は、日ごろは朝早くから出勤されて目いっぱい頑張るキャリアレディさん。でも週末やOFFの日には、数年前から始められたお三味線のお稽古に、お友達とのお食事会にと、OFF時間をとても有意義にお過ごしになられています。さらには同窓会のお世話も積極的になさるC様はエネルギッシュで可愛らしい人気者です(*^-^*)

画像は昨年の同窓会にてお三味線をご披露された際の隠し撮り?なんとも美しいお姿です。お三味線の腕前もあっという間に上達されて、何しろ大好きなことに一所懸命なC様はとても素敵です。

 

 

ご紹介いたしました江戸小紋は常時はお店にございませんが、ご興味がありましたらお問合せ下さいませ。大野先生の工房での染め上がりを確認いたしまして、ご覧頂けます作品をご紹介いたしております。ご来店前にどうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。

C様、いつも素敵な着姿をお披露目下さり誠にありがとうございます。春に向けて発表会のレッスンやご準備、そしてお仕事に家事にとお忙しい毎日と存じますが、ぜひまた元気なC様にお目にかかれますのを楽しみにいたしております。次は・・・あの赤い帯かな(*^-^*)

この度は誠にありがとうございます。

 

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