ありがとう富士山!春の雪山、竜ヶ岳ありがとう富士山!春の雪山、竜ヶ岳

2018年2月14日

ありがとう富士山!春の雪山、竜ヶ岳

随分と春めいてまいりました。まだまだ暖房は欠かせませんがお日様はニッコリ。近所の梅の花もきっと明日にはほころびそうです。

本日はまた突然にスミマセンm(__)m

先日のお休みに山へ春を探しに行ってまいりました!今回は、素晴らしい富士の絶景をこれでもか!というほどお届けしちゃいます(^^;

お時間がありましたら、どうぞぜひご一緒に、行って見た気分を味わって頂けましたら・・そして、皆さまにも富士山のパワーでエナジーチャージ!お届けできたら嬉しいです(*^^*)

この富士は山梨県側から臨む富士山です。そして今回歩いた山は、山梨百名山の一つに数えられる「竜ヶ岳」という山です。

三重県にも竜ヶ岳という山がありますが、こちらは富士五湖の一つ「本栖湖」湖畔にある標高1485mの山。竜ヶ岳の名称は、富士山噴火の際に本栖湖に住む竜が驚いて駆け上がったために名付けられたとか(^^; 

富士山を眼前に仰ぎながらの快適登山が人気で、それはそれはもうとても感動的な一日でございました。

都心からは、中央線特急あずさ「大月」→富士急行「河口湖」→バス「本栖入口」都合片道3時間と少し遠いのですが、行った甲斐抜群の絶景登山です。もし春から山歩きを始めようかな~なんて思い立たれましたら、関東エリアではたぶん丹沢よりもラクチンで、高尾山よりも絶景に出会える、おすすめの場所です(^_-)-☆

河口湖からの富士急行。可愛いペイントが素敵な登山列車です(#^.^#)

今回歩いたコースはこれ。

そして、本栖湖からの富士は千円札の裏側にも描かれている景勝地でもあります。登山の後には足を延ばして、お札の絵と同じ場所にも行って参りました!

竜ヶ岳登山時間は休憩込み約5時間。お札の景勝地は往復約2時間。まずは山頂を目指していつものようにLet’s Go!! 

えっ!?ラクチンって…雪じゃん(^^; 

いえいえ、このあたりは本栖湖キャンプ場。GWには雪もなく多くの人で賑わう場所かと思いますが、とはいえまだ2月なので(^^;

連休はじめに暖かい日が続き雪はガリガリ君のように凍っておりました。軽アイゼンを装着しての登山ですがお正月の雪山とは比べ物にならないほど気軽で、そして日差しは春????です。

人影のない山中に入り少し上ると木々の間から本栖湖。

山の中はまだまだ雪に覆われています。でも雪道の方が膝に負担がないかもしれません。

なるほど~竜が住んでいても不思議じゃないね(^^;

急な登り坂は小一時間で、あっという間に空が開けて快適な登山道に出ました。足元は雪でも青空の色は春色です。

この時間はまだ雲のかかる富士山ですが、ここからはこの絶景と一緒に歩きます(*^-^*)

雪の中から顔を出すクマササが日光浴中。太陽が近くなり暖かな春の日差しが眩しいです。サングラス必需。

富士の裾野~青木ケ原樹海、そして富士。たとえ雲がかかっていても、この絶景ロケーションに猛烈に気分爽快です。

するといつものヘッポコ相棒が「あっこれ、たぶんもうすぐ雲なくなるよ!大丈夫だよ!」なんて(^^;そうなんですか?その根拠のない自信に励まされて歩け歩け!

竜ヶ岳は標高1500m弱と森林限界を超えるような山ではないのですが、頂上直下は高い木々がなく、空の広い笹原の山です。空と景色と、素晴らしいローケーションが爽快な気分を盛り上げてくれます。

もうすぐ雲がいなくなるはず!の富士山を背に、スキップしながら行こう~!

そして、おっさんは空を目指す(^^?

あっ、ホントだ!雲が消え始めました(#^.^#)

富士山の写真をもう何十枚撮影したのやら・・・(^^; 富士山ばかり眺めてなかなか進まない登山道でしたが、登山口から約2時間半で登頂!山頂は広い原っぱのような場所で、遮るもの何もない富士山と対面できる特等席です。

しかも雪山シーズンということですれ違った先客は1組だけ。山頂では、ヘッポコと二人きり(#^.^#)何とももったいない景色でございます。さっ、特等席でランチタイムです(^^♪

がしかし・・・これがもう、さすがヘッポコ(-_-;) やばいバーナーが点火しない!ガスがないのか?しまった昨晩チェックし忘れた!あれ?ダメだ~(>_<)って、マジですか?信じられないことに温かラーメンが作れない・・・しばし不穏な空気が流れますが、富士山が晴れてきました!

うゎーい♪富士さまぁ~!温かラーメン食べたいです~!!

頂上の雲は行ったり来たり・・でも、イェイ!富士山を越えてみたりして(^^)/

雲の切れ間に、富士山とツーショット記念撮影。なんだかわからないのですが、富士山が背中を押してくれるみたいで、暖かいです(#^.^#)

山頂の雪は春の日差しに照らされてキラキラ輝いていました☆

お日様を浴びた雪はもしかして温まっているのかも?なんて試しに寝そべってみたり・・・雪はやっぱり冷いけどでも、ほんのり温かさが伝わる気がしました(^^;

ラーメンは作れませんでしたが(-_-;)行動食に持参しているカロリーメイトやチョコや朝ごはんの食べ残しのパンをポットのお茶で流し込み、もう一つの目的地へと下山開始。

富士山、心の叫びを聞いてくれたのか、せめてもと雲を払い素敵な頂を見せはじめてくれて、下山の景色はますます絶景へ!

富士山の頂きの雪を少し頂いて、舐めてみた。ペロリ(^^;

ここでまたヘッポコのうんちくタイム(^^;

私:「富士山の左下の小さな山、富士山の子供みたいだね」

ヘッポコ:「そうそう、山梨の人が富士山の絵を描くときは必ずあの山を描くんだそうだよ!あれは大室山。山梨側からしか見えないんだ。角度を変えて精進湖から見ると富士山が大室山を抱っこしているみたいに見えて、子抱き富士って言うんだよ!」

私:「へぇ~、じゃぁ静岡側からは隠し子だね(#^.^#)」

ヘッポコ:「・・・山梨はおおらかなんです(>_<)」

どうでも良い話をしながら、富士山の絶景を堪能しまくり、やっぱりもう一度ツーショット☆

画像ではお伝えしきれないのがとても残念ですが、裾野に広がる美しい山肌。

パノラマで撮影すると、左端には河口湖~青木ヶ原樹海~大室山から富士山!

下山するのがもったいないほどの素晴らしい景色です。

富士山にズーム。

もっとズーム!雪の彫刻みたいです。

名残り惜しいですが、雪山の日差しはあっという間に夕日になりそうです。雪上でも暖かく感じる春の日差し。

そして急いで下山して、本栖湖の向こう側へと回ります。どうしても行きたかった場所、夕日が落ちてしまいそうなので全速力でLet’s go!

突然ですが、皆さまはお財布の中にある千円札。裏側の写真の絵をご存じでしょうか?これです、この富士山!!

なんと、ここです。

ネ!同じ構図の画像です(^_-)-☆

残念ながら風が強くて湖面が波立って逆さ富士は写りませんでしたが、千円札を裏返し何度も見つめて大満足です(*^-^*)

本栖入口に戻ると、いよいよ夕日が湖面を照らし始めていました。先ほど登った竜ヶ岳、竜も昇る(^^;とても楽しい山でした。一日を照らしてくれた太陽に、ありがとうを言って、夕方5時の最終バスお迎えの時間です。

ここ竜ヶ岳の登山道展望台からは、年末年始には、富士山の山頂に太陽が重なって輝く「ダイヤモンド富士」が見える場所でもあります。日の出や日没の時間帯のみの天空ショーですので、今回は見ることはできませんでしたが、いつかまた会いに来たいと思います。

今回は、ダイヤモンド帽子!って、それズレてますけど(^^; とにかくお日様の美しい日でございました。

今度はどこの山へ行こうかな?そんなことを考える時に、富士山が見える!なんて情報を耳にすると、何故だか迷わず行きたくなります。

おかげ様でこれまでも、何度も何度も、飽きることなく素晴らしい富士の絶景を追いかけ続けています。でも今回は、これほどまでに距離が近く、間近に迫る美しい山の全景を、しかも貸し切り状態の特等席で味わえたことに、驚きと感動に酔いしれてしまいました(^^;

「この美しさに匹敵するものが世の中にあろうとは思えない」(ヘンリー・ヒュースケン)

やっぱり、富士は日本一の山!です。

 

いつも、素晴らしい自然の中に浸り、息を飲むような絶景に感動を覚え、ちっぽけなこの身のささやかな毎日がとろけるように癒されていく、そんな感じがたまらなく好きです。また、一日一日を大事に、そしてのんびりと、そしておおらかに(^^;生きてまいりたいなとシミジミ思います。

今回も長々と山レポートにお付き合い下さりありがとうございます。この美しい富士山の限りないパワーが皆さまにもお届けできましたなら嬉しく存じます(*^^*) いよいよ春近し!新しい素敵な季節が始まりますように。。

 

 

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