2017年11月16日
今日は良いお天気に恵まれた爽やかな一日でした。週末に向かう頃、お元気でお過ごしでしょうか?
ただ今お店では~11/18(土)まで
『友禅染め付下げ×華やぎの帯展』
※期間中対象商品お仕立てサービス!
実施中でございます。
ということで本日は、たくさんご紹介しております店内のお品から、華やぎの帯「友禅染め」の名古屋帯をご紹介しようと思います。
織の帯は、もちろんその織の豊かさや華麗なデザインに心を奪われますが、友禅染めの帯には職人さんお筆使いの温もりを感じさせてくれる、またひと味違った美しさが心に沁みます。
小紋や軽めの付下げ、紬などの織の着物まで、お着物ライフをより彩り豊かなにしてくれます。何かとお出かけ予定の増える季節には、友禅染めの帯で気軽に雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか?
手描き友禅染め名古屋帯「菊づくし」
深みのある黒に近いこげ茶色、お太鼓部分の上半分と前帯の半分は、しっとりとしたローズグレー系のお色です。きっとお好きな方の多いお色だと思います。そのお色の馴染み具合もとても素敵で、個人的にもこの帯はとても好き!菊のお花は国花でもあり、お祝い事や華やかな場所にもおすすめのモチーフです。糸目は「真糊」で情緒たっぷりです(*^-^*)
友禅染め名古屋帯「遠山」
なんと表現すれば良いのか、この色。伝統色辞典を見ると「鳶色(とびいろ)」というお色がとても近いように思います。黄色味のある渋みの赤色、赤茶というよりはもう少し優しい色です。派手な赤ではないけれど、しかも「遠山」の幻想的でシンプルなデザインなのに、白地の塩瀬に描かれると、なんとも華やいだ帯です。シンプルモダンに見えますが和の心を受け継いだデザインがとても素敵。
友禅染め名古屋帯「華紋飾りつなぎ」
シャンデリアが煌く上品な華やぎ帯です。シルバーの地色も美しく、繊細な宝石のような美しさの冴えるデザインは、モダンな装いに似合いそうです。シックなお着物にドレス感を与えてくれる帯、ワードロープにあると意外にも出番が多くなりそうな予感がします。
友禅染め名古屋帯「琳派笹重ね」
琳派といえば、大胆な構図やほっこりとしたデザイン性、お好みの方の多いかと思いますが、この帯の可愛らしさはなるほど琳派(*^-^*) ほくほくの笹は寒い季節にも雪の中でもひょっこりと顔を出してくれます。まさにこんな風に。地色はこっくり系の焦げ茶色、お着物を選ばずうんと楽しんで頂ける帯だと思います。
本日は、「菊づくし」の帯をコーディネートしてみました。
お着物は、付下げ「正倉院バチル文様」
タッサーシルクのような艶感のある滑りの良い細い糸で織りあげられた、サラサラでしなやかな紬織物に、可愛いバチル文様がとにかく素敵です。バチルは象牙細工に施された文様のことで、正倉院の宝物にも多く残されていますが、そのエキゾチックで可愛らしい文様を短冊の中にあしらった、ミルクティー色のお着物。
フォーマルな場面でお召し頂く付下げというよりは、日ごろのお着物ライフを楽しんで頂くためのお着物です。小さくて細やかな柄なのに、とても丁寧に友禅が施されているところを見ると、愛おしさがこみあげてきます。
控えめなお着物に菊尽くしの帯がとてもよく似合うのです。ね!可愛い(*^-^*)
こうして催事の期間中は盛りだくさんのコーディネートを毎日撮影でき、とっても楽しいです。お客様にも毎日楽しみ~♪なんて言って頂けるとさらに嬉しくて、朝も早くからせっせと撮影にいそしんでおりますが、皆さまも楽しんで頂いていますでしょうか?
あと2日、いやこうしてご紹介できますのは後1日、とても全ての撮影はできませんが、おすすめのお品をできる限りご紹介しておりますので、どうぞじっくりご覧くださいまして、気になるお品がありましたら、どうぞお早目にお問合せ下さいますようお願いいたします(^^ゝ
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